阪神の能見が5試合連続二ケタ奪三振のセ・リーグ記録に並びました。
しかし「記録のためにやっていない」と勝ちに拘るエースの意気込みに反して、5試合で勝てたのは1試合だけ(1勝2敗)と散々。
ここ数年、投球回数に対して8割程度だった被安打数が今季は10割前後に激増、与四球数も増えています。
下位打線に不用意な一発を浴びたり、ソフトバンク戦で「三振でしかアウトが取れなかった」とコメントするなど、今季は微妙な制球に課題があるようです。
派手な奪三振ショーも衰え知らずのキレの証ではなく、燃え尽きる前の一瞬の炎みたいな怖さがあります。
後半戦はキッチリ抑えて不安を払拭してほしいですね。