ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」
敵役・香川照之から脇役に至るまで「半沢直樹」キャストが多用されています。
前の役柄の印象があまりに強すぎて、新鮮な気持ちで観ることができません。
主人公の二人(?)社長(唐沢寿明)と専務(江口洋介)は「白い巨塔」の財前と里見そのまんま。
何回か観ていけば慣れてくるのでしょうが、素人のドラマ通がキャスティングしたかのような配役です。
特に内外に敵の多い細川社長は、敵と見なせば情け容赦しない財前のイメージを踏襲しています。
この人の暴走がドラマを面白くしてくれそうです。
ラストの青年(真の主人公?)ですが、随分と野球から離れているのに、捕手の構えたミットに寸分違わず153キロを投げ込む離れ業。
正社員を目指すよりプロ野球の入団テストを受けに行った方がいいような…?