映画「エンダーのゲーム」
詳しく書くとネタバレになりますが、大人って悪どいなぁという映画です。
原作があるのでネタバレは気にしなくていいのでしょうか?
それなら…
エンダーたちは最終試験のシュミレーションだと騙されて、有人艦隊を指揮して異星人を惑星ごと滅ぼしてしまいます。
しかもペトラが指揮する主力艦を守るために他の艦=多くの人命を犠牲にして…
エンダーたちにゲームが実はリアルと知らされたシーンにはゾクッとしました。
真実を知らされて激昂する「英雄」エンダーは用済みとばかりに守衛に取り抑えられ、鎮静剤を射たれて軟禁されてしまいます。
罪の意識に苛むエンダーは「ある約束」を果たすために旅に出て物語は終わります。
新たな災いの芽を摘み取るために、大人たちが再びエンダーを陥れる気もしますが…
ブラックな話はここまで。
虚空に手のひらをかざしながら戦闘を指揮するエンダーはカッコいいですし、ビジュアル面は秀逸。
エンダーの危うさを孕んだ少年らしさ、孤立していたエンダーがリーダーとして仲間から信頼を得ていく過程も見処があります。
姉のヴァレンタイン、親友のペトラは小顔の美人系ではありませんが、優しくエンダーを見守る親近感のある女性です。
推定観客数5名。
公開3日目ですが、月曜のレイトショーはこんなものでしょう。
入場者特典でエンダー、ペトラ、ヴァレンタインの3枚組ポストカードを貰いました。
何故か左下にカタカナで「エンダー」とサイン(印刷)が…?
日本語の吹き替えを担当した声優さんのサインでした。