今週の武勇伝。
最終日の対抗戦に向けて、けやき台ボクシング部も他校の生徒とのスパーリングに励みます。
武くんは同じ階級の無名の選手を相手にスパーリングを開始。
武くんは相手のパンチを見切って紙一重でかわし、自らは寸止めを繰り返すスタイルで一発も当てないまま1R終了。
もし武くんが本気を出して一方的に倒してしまったら、誰もスパーリングしてくれなくなる、そんな思惑からの手加減でした。
引き分けた選手は試合中に誠堂館のコーチをチラチラ見ていたので、どうやら誠堂館の選手のようです。
出稽古時代の武くんを知る誠堂館のコーチは、武くんに歩み寄り成長ぶりを讃えます。
四天王も武くんのスパーリングを興味深く観戦。
もし予定通り武くんが誠堂館に入学していれば、四天王には角ではなく武くんが選ばれていたかもな…と剣から聞かされた角は逆上。
スパーリング終了直後の武くんに、いきなり勝負を挑んだ角に周囲は愕然として次回に続く、です。
早くも武くんと角の対決がやって来た…と思わせながら、誠堂館のコーチがストップをかけると予想します。
剣は自分が評価している武くんを他の四天王が見下す余り、うっかり褒め方を間違えて角を刺激してしまいました。
お世辞を言わない率直な剣の一言ですから重みがあります。
1年後、軽さの見える角は後輩にアッサリ追い抜かれて四天王から陥落しそうですね。