先週のグランドスラム。
三木山が提案した美咲vs横北は、日を改めての練習試合ではなく、その場で出来る2対2の対決でした。
エースと言っても1年生の三木山が勝手に練習試合を組める筈がありませんね。
一心が内村、三木山に一打席ずつ投げてから、三木山が蓮池、一心に投げる方式のようです。
一心が内村を相手に投げている間、蓮池は改めて三木山に問いかけます。
蓮池が本当に聞きたかったのは「飽きねーの?」でした。
陸上を極めてモチベーションが下がっていた蓮池は、1年生にして高校野球の頂点に立った三木山に野球を続ける意味があるのか訊ねたかったわけです。
仲間の期待に応えてチームを勝利に導く楽しさを爽やかスマイルで語る三木山。
同じ天才アスリートでありながら、個人競技で自らの能力を追求してきた蓮池と三木山では明らかに価値観が違うようです。
そんな会話が終わる頃、ようやく一心がチェンジアップで内村を打ち取ります。
次は一心が待ち望んだ三木山との対決…と思いきや、横北高の3年から思わぬ横ヤリが入ります。
甲子園で6本塁打の4番打者・陸大世が二人の勝負に割って入り「オレに打たせろ」で次回に続く、です。
陸大世が高校No.1打者だとしても一心のお目当ては勝負を通して三木山を知ること。
とんだ水差し野郎です。
三木山も一目置く陸を一心が抑えれば大事件ですね。
凡打に仕留めれば「チョーシに乗んなよ」と陸が練習試合をセッティングしてくれるかもしれません。
蓮池が陸をどう見るかにも注目ですね。