今週の聖闘士星矢。
修行の地・五老峰で土を耕す紫龍は、今は亡き老師の言葉に従って戦いから身を引き、愛する春麗、息子の昇龍と穏やかな日々を暮らしていました。
星矢の危機を知らせにきた盟友の氷河、その氷河を追ってきた天闘士の斗馬が紫龍の心を大きく揺さぶり、再び戦地に赴く決意をさせて次回に続く、です。
紫龍=老師、春麗、五老峰、脱ぎたがり(表紙)
らしいと言えばらしいですね。
氷河の誘いを断った紫龍に、刺客である斗馬が「軟弱野郎」「お前一人安穏とした生活をむさぼるとは恥を知れ!」とサプライズ激昂。
魔鈴の実弟(推定)らしく重要キャラの一面も見せ始めました。
戦闘シーンが無抵抗な紫龍の滝壺落としなのは残念ですが、次回は聖衣を纏って戦う姿が見られるでしょう。
斗馬へのリベンジか大勢の雑魚キャラを一度になぎ倒すかは分かりませんが、頻繁に休載を挟むのでストレートに斗馬ら実力者と戦ってほしいですね。
思わせ振りだった乳児・昇龍が、紫龍と春麗の間に生まれた子ではなく、拾った孤児を育てているオチを付けるところは流石ですね。
見事にツボを押さえておられます。
Ωでは父親になった紫龍が描かれているので、子持ちになっていても往年の紫龍ファンが過敏に反応することはないと思うのですが、車田先生は全盛期を支えたファンを大事にしますね。
氷河、斗馬とも出現時に「ザシャアッ!」がなかったのが気持ち寂しかったです。