阪神を戦力外になり、ロッテの入団テストを受けていた小林宏之投手の不合格が発表されました。
ロッテの紅白戦でテスト登板した小林は2回を6失点、球速は139キロ止まりで力不足は明らか。
「追い詰められた選手は強い」と合否を先延ばしにした伊東監督も、元守護神の変貌ぶりに獲得を断念しました。
阪神移籍1年目は藤川を意識したのか、140キロ後半のスピードを絞り出すような無理のある投球で、安定感が伴わず長続きしませんでした。
移籍2年目の今季は二軍暮らしでベールに包まれていましたが、藤川離脱でも一軍昇格が見送られる程に球威がガタ落ちしていたとは…
年齢、技術的な問題に加えて、抑え転向の疲労が一気に来た感じですね。
今年の不振が一過性のものなら、一度は視野に入れた海外で実戦マウンドを踏みながら再起を図る選択肢もあります。
本人が泥臭さを嫌えばこのまま引退になるでしょう。