先発の柱を見込んでいた寺原をソフトバンクにさらわれたオリックス。
投手の絶対数が足りないオリックスにしてみれば、頭数が揃っているソフトバンクが今季6勝の寺原にまで手を出す貪欲さに「本当に必要なの?」といったところでしょう。
故障がちで常時一軍にいない寺原にソフトバンクが望む「投手陣のリーダー役」が務まるはずもなく、投手力の弱かった横浜、オリックス時代と比べて登板機会の激減は必至です。
人材が豊富なソフトバンクでは、寺原の状態が良くても二軍暮らしの可能性もあり「関西は暮らしにくい」などと悠長なことを言っていられないはずですが…
オリックス・岡田前監督が気分屋(?)の寺原を上手く操縦して、先発完投型の投手に仕上げたと思った矢先の不振、移籍劇で「万年エース候補」に逆戻りしてしまいました。