一場、トライアウト挑戦 | dmitri2011さんのブログ

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楽天、ヤクルトと渡り歩き、遂に戦力外になった一場が「このままでは終われない」と12球団合同トライアウトに臨むそうです。

一場を語る上で、決まって「制球難」「精神面の弱さ」の文字が踊りましたが、これに本人は不服なようでインタビューではプロ2年目の登板過多から「肩の痛みを隠しながら投げていた」と反発しています。

一場の場合、出れば打たれるの繰り返しで、チームの勝利のために痛いと言えず投げ続けた訳ではありません。

更に言えば、投げれば投げるほどチームにも一場本人にもマイナスになるだけの悪循環だったわけです。

痛みを隠して投げ続けたのは一場なりの「美学」があったのかもしれませんが、高い契約金を貰ってプロ入りした以上は球団のためにも身体のケアを十二分にするのが責務なはずです。

肩の痛みが発症する前から自慢の速球がプロでは通用しなかった事実が、故障を言い出せていたら…の「if」を打ち消しています。

球速表示ほどの威力がない直球を見せ球にするセンスがあればよかったのですが、制球難の一場には無理だったようです。

フラットな視線で戦力外を言い渡したヤクルトの判断は、概ね正しいでしょうね。