27日の日本シリーズの第1戦に先発した、日ハムの吉川がボウカーに3ランを浴びるなど4回を4失点で降板。
緊張からボールが高めに浮き、制球の甘さが目立ったマウンドでした。
今季14勝の左腕はシーズン終盤には「打者の振ってくるところに投げている」と発言するなど、慢心と呼べるほど自信満々な時はエースの投球をするようですね。
こうした投手は脆さを併せ持つので、一度つまずくと全く勝てなくなる危うさがあります。
縁起でもない話ですが、プロ13年で二ケタ勝利1回の元阪神の仲田幸司を思い出しました。
さすがに吉川は、精神面の脆さを技術的な問題に転嫁して、フォーム改造を繰り返した仲田の二の舞にはならないでしょうが…
日本シリーズで汚名返上できるかに注目ですね。