今年のドラフトで勝ち組と評判のソフトバンク。
即戦力No.1投手の東浜を獲得できたことが大きいですね。
最速152キロと喧伝されていますが、右ヒジ痛の影響で今年の球速は140キロ前半に落ち込んだまま。
一人で一試合を投げきることが信条の「ミスター完封」にとって球速は大した問題ではありません。
試合中にフォームを微調整して投球を立て直す修正力、対戦相手の研究を怠らない熱心さが東浜にはあります。
今年の新人で防御率1点台を記録した広島の技巧派・野村に本格派のポテンシャルをプラスした「勝てる投手」というイメージです。
これも亜大のエースとして勝ち星に拘って投げ続けた成果で、高校から直接プロ入りしていたら培われなかった要素かもしれません。
最近のソフトバンクは、東海大相模・太田、早大・斉藤らをクジで外す「ツキの良さ」を見せています。
九州のダルビッシュ・武田とは一味違う、右のエースが誕生しそうな予感がします。