新たなドラフト破り? | dmitri2011さんのブログ

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日ハムに強行指名された花巻東・大谷は「100%ない」と入団する意思がないことを表明しました。

そのまま大谷がメジャー球団と契約すれば一件落着となりますが、これを機にドラフト制度の見直しをするべきでしょう。

メジャー挑戦を表明して、意中の球団の指名を待つ「ドラフト破り」に使われる可能性があるからです。

一昔前に巨人、西武が盛んに使っていたダミーの進学・就職表明のメジャー版と言えばイメージしやすいと思います。

簡単なのは調査票の活用です。

アマチュアの有力選手にはプロ側から調査票が送られ、大学進学や就職(社会人チームに所属)する者は指名対象から外すルールがあります。

その選択肢を広げ、希望進路を「国外のプロ球団(メジャー)」と書き込めるようにして、その選手のドラフト指名を禁止すればいいのです。

どうしてもアマチュア選手のメジャー挑戦にペナルティーを課したいなら「国外のプロ球団と契約した選手は、契約から2年間はドラフトの指名対象としない」と一律で決めてしまうしかありません。

卒業後、社会人チームなどの受け皿がなく、やむ無く海外でプレーしている日本人選手も少なくないので、彼らが帰国しにくい制度は日本プロ野球にとってはマイナス。

ペナルティーは現実的ではありませんね。

時代と共に制度はメンテナンスしていく必要があるので、その時期が来たと本腰を入れて制度改革に取り組むべきです。