今週のガンツ。
巨像を介して異星人と対話を重ねる玄野たち。
「人の命は価値があるンだ」と戦いで喪った大切な人々、レイカ、オッチャン、岸本の名を挙げて号泣する玄野。
加藤も人間はチリとは違い「人生は深いンだ」と訴えます。
人間、感情とも所詮は物質に過ぎず、特別な存在ではないと主張する巨像。
それを証明するかのように、無から一人の男と二人の女を創造していきます。
まずは心臓が現れ、臓器、骨格、筋肉、皮膚とが次々と継ぎ足されていきます。
最初に完成したのは死に別れたばかりのレイカ…で次回に続く、です。
巨像の言う通り、人間や感情は紛れもなく「物質」なのですから、そこに価値があるかどうかは各自の判断になります。
巨像に「チリに等しい」と言われたところで、それを翻意させる必要も、その価値観を受け入れる必要もないのです。
レイカに続いて岸本、オッチャンが復活しそうですが、彼らの言動に注目です。
レイカは本当にレイカなのか、それともレイカの器に岸本の記憶を刷り込む悪質な悪戯が仕掛けられているのか…
感動の再会ではなく、ブラック劇場が幕を開けたと予想します。