堂林11本塁打26失策チームトップの11本塁打を放ちながら、26失策と三塁の守りでミスが目立つ広島の若き主砲・堂林。攻守ともファームでじっくり鍛えるはずが、打撃開眼が早すぎたわけです。元が投手なので、一塁や外野に回しても1からのスタートになってしまいます。広島の三塁はスラッガーの指定席で、先代の江藤、新井など、多少のエラーは目を瞑って根気強く起用して育ててきた選手ばかりです。彼らが一人前になる姿を隣のショートから見ていた野村監督だからこそ、エラーを叱りはしても三塁で起用し続けることができるのでしょう。