「37歳で医者になった僕」
佐伯教授(マツケン)が癌で余命僅かと分かった途端、患者第一で院内のゴルフコンペにも参加しない、出世には無関心だった森下先生(田辺誠一)が巧妙な根回しで病院内の実権を掌握。
主人公の良き先輩、良き相談相手だった森下先生が一転、経営を無視した夢想家に成り下がるラスボスの変更には驚きました。
リスクの高い新薬の投与で佐伯教授を救える可能性があるのに「患者は望んでいない」と突っぱねたり、これまで積み上げてきたイメージがガタガタに…
佐伯教授を懸命に救おうとする研修医たちの姿に心を動かされた森下先生、ラストで元通りになりメデタシメデタシ。
癌を克服した佐伯教授は病院を離れて、一患者として医療に接していくことになりました。
理想に燃える研修医たちの前に立ちはだかってきた佐伯教授ですが、恩師を誤診で死なせる「ヤブ医者」で偉いだけの人でしたね。
あれれ、主人公について書いてない…