先週のチャンピオン連載中の聖闘士星矢。
獅子宮に辿り着いた瞬を待ち構えていたのは、聖なる獅子ゴールディと獅子座の黄金聖闘士カイザー。
カイザーはアイオリアの瞳を持つラダマンティスのようなアンバランスな顔立ち。
双子座アベル、蟹座デストールとハーデス軍に片足を突っ込んだような曲者が続いただけに、教皇の謀反が真実なら「首を引っこ抜く」といい放つカイザーは頼もしいですね。
短気で血の気の多くなった後期のアイオリアよりは、落ち着きと獰猛さとが同居したラダマンティスに近い性格かもしれません。
思い立ったら即行動のカイザー、事実を確かめに瞬を残したまま教皇の間に向かおうとします。
それをわざわざ引き留めてしまう要領の悪い瞬。
自分は未来から来たと瞬が詳しく話せば話すほどカイザーの不信感が募っていき、遂には教皇の間は後回しになってしまいました。
聖なる獅子ゴールディがカイザーの命令に背き、瞬を噛み殺さずに静かに寝てしまうなど、瞬の心の清らかさは立証されていただけに悔やまれます。
先に獅子宮を訪れた水鏡が倒されていたことを知った瞬は戦いは不可避だと悟って次回に続く、です。
旧作に比べると総じて人相が悪くなり、スッキリした美形が激減した黄金聖闘士。
獅子座カイザーも例に漏れず個性的なルックスになっています。
アイオロス、アイオリアらの面影は射手座の黄金聖闘士が引き継いでいるのでしょう。
聖なる獅子ゴールディを巻き添えにしないように戦う瞬の姿に気付き、感銘したカイザーが瞬の獅子宮通過を認めると予想します。
カイザーは獅子宮に留まり、ハーデス軍本隊の迎撃に専念しそうです。
同時進行の一輝vsアベルは明日に回します。