ラストスタンディングマン「カサンドラ覚醒体」が表紙のクレイモア22巻。
カバーを外すとヒステリア、ロクサーヌが控えています。
さて本題に入りますと、瀕死のヒステリアの恨み言がいつしかプリシラのそれに巧妙に変化していくシーン。
ここでヒステリアの「テレサへの憎しみ」に共鳴して、遠く離れたプリシラの思念が呼び出されたのかと思っていましたが、改めてコミックスで読み返すと間違いだったことに気付きました。
復活したかに思えたヒステリアの正体はプリシラの左腕、広く言えばプリシラ自身だったわけです。
いずれ肉体の主導権は媒介であるヒステリアからプリシラ(本体からの遠隔操作?)に移っていく運命でした。
元ナンバーワンの三人とも自己主張しながら暴れまわるのですっかり騙されました。
ダーエがルヴルに語った「元々一度死した者が都合よく戦士として蘇るなどありえないんだよ」「あいつらはただ覚醒を前提にした生前の姿を借りた別物だ」が全てを表していました。
昨日の5月号感想は最新巻で復習してからのものです。
我ながら読み込みが甘いですね。