昨シーズン導入され、12球団の本塁打数を半減させた「飛ばない」とされる統一球。
落合氏は中日監督時代から一貫して、統一球に警戒しすぎた選手側に原因があると主張してきました。
昨年の打撃不振は飛ばないと意識しすぎた一過性の現象なので、どの球団も昨年よりは打つだろうとも述べています。
短距離打者からも「以前とは打球の質が明らかに違い内野手の間を抜けない」との声もあり、西武の中村を除く全選手が身構えすぎの自滅とは思えませんが…
また落合氏は統一球にアジャストできていない技術的な理由として「雑な打ち方をしているから」ともコメントしています。
「身構えすぎ」「雑な打ち方」両方をクリアできれば日本プロ野球は超が付く投高打低から脱することができます。
落合氏の「統一球は関係ない」という主張は、選手自身の心構え、技術の向上で克服可能なのだからプロなら簡単に統一球を言い訳にするな、ということなのでしょう。