いざ自決されてしまうと悲しくもあります。
本当の意味で、自ら命を絶った超人はキン肉マン史上では初な気がします。
旧作で自害した超人は確かにいましたが、ネプチューンマンは人狼煙になるため、六騎士時代のアシュラマンは死して悪魔将軍と同化するため、と目的がありました。
残されたサンダーが「間隙の救世主」を務めれば時間超人の行く末を予想しきれたことに…
なりません!
残念ながら自決するのを「彼ら」としてしまいました。
サンダーはライトニングに対しての友情こそ示しましたが、試合では正義超人然とした一目置かせる潔い行為は見せませんでした。
ケビンをライトニングのボイリングシックルから身を呈して守ってみせて
「何しやがる!」
「最後の最後では互いの技量を競い合う、そんな試合がしたいんだ~っ!」
なシャウトがあってもよかったと思います。
旧作のバッファローマンのような正義超人の仲間入りは難しいでしょう。
改心したところで「お妃様~」とおどけながらカオスの母をリズミカルに踏み殺したりと過去の悪行っぷりがエグすぎましたから。