ようやく春らしいポカポカした陽気が続く今日になりましたが、それと同時に大阪ではすでに 桜の見ごろ がやって来たので、そこかしこでお花見が行われています。
しかし、還暦を過ぎて 半分ジジイになりかけ ている私は、寒さと暖かさが交互にやって来る季節の変わり目は体調が優れず、それに追い打ちをかけるがごとく 花粉症 に悩まされて、クシャミが止まらない今日この頃なのである!
さて、気持ちは若くとも加齢には勝てず、どう頑張っても若い頃のようなスタミナが無くなってきているんだけれど、先日興味本位で モスキート音 なるものを試してみるますと…
これまた、歳相応とは言わないまでも、この「キ~~~ン」という音が聞こえだしたのが11800hz=50歳であったので、喜ぶべきなのでしょうか?
そしてもうひとつ!
ジジイになると身体の各所に不具合が生じてくるのですが、大まかに言いますと首から上の部分と足や腰の下半身、そして内臓系に分けられるのですが、ここ半月ほど前から 目の調子が悪い のである!
詳しく申しますと 飛蚊症(ひぶんしょう) というもので、これは瞳を開けると常に蚊が飛んでいるような 黒い濁点 が見えることを言うのですが…?
ぶっちゃけた話し、今までですと数日で形を潜めていたものの、どうやらジジイになりかけているので、半月以上経っても濁点が消えないので悩んでおりました。
まあ、今のご時世ですからパソコンなどで症状を入力すればだいたい病名が判明するのですが、これまた放置していますと網膜剥離や、下手すると 失明してしまう とありましたので、急いで医者にかかった次第です。
眼底検査というやつでっか?
ほぼ半日を費やしましてようやく診断が下されたのですが、強いて危険な状態で無いことに加え、 白内障や緑内障 などの兆候も全く見られないようでしたので、まずは一安心と言ったところでしょうか?
膝が痛いとか、胃の調子が優れないとか、耳が聞こえづらくなってきたとか…
ほんまに、あたかも もぐらたたきゲーム のごとく、この年齢に達しますと身体のあっちが治ればこっちが悪いの連続で、ほとほとほ骨が折れる毎日なのです。
そして、この 飛蚊症 とは完治することはなくて、いわば一生付き合わないとダメだと釘を刺されました。
辛いの~ 横山!
そうそう!
私が崇拝してやまない 伊丹十三監督の映画 マルサの女2 には、こんな台詞がありましたね!
教祖役の三國連太郎氏が、ポカポカ陽気の春に入浴するシーンで…
「春は嫌だ!」
「春は残酷で、在るものが全て生命に満ちているというのに、私だけが老いていく…」
この年齢に達したことで、少しはこの台詞の意味が分かったような気がしますし、私とてまだまだ気迫があるものの、それでもいずれ自らが抗してもどうにもならい時が来れば人は恐れおののき、藁をも掴む思いで神仏にひれ伏し、すがるようになるのかも知れませんね?