磁力で血行を良くしてコリを解す商品として有名だった ピップエレキバン のCMをご存知のご同輩も多いと思います。

 

 

 

さて、そのCMの中の冒頭で、「とうとうやって来ましたね~」という台詞があるのですが、かく言う私も とうとう赤いちゃんちゃんこ を着る年代になってしまいました!

 

     

     

 

ただ、ふた昔前の60歳と比較しますと、今の同年代は外見だけは若々しく見えたりするのですが、他方身体の中身と言いますと、今も昔も変わらないのです。

 

すなわち、あちこちにガタが来ていますから、周りからやれ 検診を受けろ などと勧められるのですが…

 

経験上 胃カメラ と 大腸カメラ の検診だけは二度と受けたくないと痛感しましたので、老婆心ながらこれからそれらの検査を受けるのであれば、心して挑んでほしいと思います。

 

 

 

 

 

1.恐怖の胃カメラ!

 

読んで字のごとしであって、要は胃にカメラを入れて内部を診るのですが、単純に考えて小指ほどの太さの管を口から投入しますので、半端なく苦痛が伴う訳です。

 

     

 

思い返せば十年ほど前…

堺市の三国ヶ丘駅近くにあった大きな病院で検査を受けたのですが、当日の朝食は摂らずに胃を空っぽにした状態で診察台に寝かされました。

 

     

 

で、いよいよ胃カメラを喉から入れるのですが、誰がどう考えても入れた瞬間から オェェェェ~~~っ と嗚咽(おえつ)してしまうのは当然として、検査中はそれが都合100回以上もが続きますから、ほんまに死ぬほど苦しいんです!

 

 

     

 

 

おまけに、太い管が食道を通るのも、胃の中でグルグルと動き回るのも伝わってきますから、これまた気持ち悪いのなんの…💦

 

     

 

 

 

更に、ドクターはその映像をモニターに映して 「これが貴方の胃の中ですよ! よく見てくださいね!」 なんて爽やかに言うんだけれど、こちらとしてはそんな余裕なんて微塵も無いのです!

 

 

     

 

 

 

 

それと、たまたまこちらの病院がそうだったかも知れないんですが、のたうち回る私を押さえつけるために必ず助手が一人居まして、これがまたアッチ系の オカマみたいな奴 だったんです!

 

     

 

近くに居るだけでも「キッショ!」って感じだったのに、あろうことか私に覆いかぶさって、耳元で 「おとなしくしてねドキドキドキドキドキドキ なんて囁くもんだから、更に嗚咽を通り越して嘔吐してしまいました。

イコール ホモには成れませんね?💦

 

 

 

まあ、結果として検査は異常なしとのことで安堵しましたが、間違ってももう一度胃カメラ検査しますか?と問われたとしても、絶対にNOと言い切りますね、私は…

 

 

 

 

2.ごめんなさい大腸カメラ!

※食事中の方は退出ください。

 

正式には 大腸内視鏡検査 と言うらしいのですが、これまた胃カメラと同じように小指ほどの管を体内に入れるのですが、今度は口からでは無くて肛門から挿入するのです!

 

 

     

 

ただ、検査の方法は二種類あるようで、片や通常の検査ですが、もう片方は麻酔をして眠った状態で行うものの、これだと検査後に自動車の運転が出来ないので、前者で検査を行うことにしました。

 

 

 

 

布忍にある阪南中央病院で検査したのが五年ほど前…

 

     

 

大腸の検査ですので腸内に排泄物が残留していますと検査が出来ないので、まずは 下剤を飲んで 腸内を綺麗にするんです。

 

     

 

で、それが無くなればいざ本番!

 

肛門にローションをたっぷり塗ってからの挿入という順序なんですが、これがまた小指ほどの太さなのに、目ぇから火がでるほど めっちゃ痛くて 涙チョチョ切れてしまうのです!

 

イコール ホモには成れませんね?💦

 

     

 

 

まあ、悶絶しまくりながらも第一関門を突破しますと、次は大腸が萎まないように空気を送り込むのですが、そうすることで下腹部が異常に膨張するのはまだ良いとしても、反動で 大量のオナラが出てしまう んです。

 

ブリブリブリブリ~~~!

 

 

 

 

それも、検査中に数十回も空気が送られますから、もう病室には四六時中オナラの音が途切れませんので恥ずかしいのなんの…💦

 

     

 

 

おまけに、あろうことか大腸の残留物の欠片も勢い余って肛門からオナラと一緒に飛び散りますから、阿鼻叫喚(あびきょうかん)の世界に!

 

     

 

 

確かに、胃カメラよりは苦痛が少なかったのは事実ですが、ドクターはまだしも若いナースに肛門をジックリと観察されたことに加え、そのナースの顔面に、あろうことかオナラと共に 大量のう〇この残り汁 を浴びせたことに、今も忸怩(じくじ)たる思いが消えないのです。

 

 

     

 

まあ、どちらも異常なしで結果良ければ、なんですがね…

 

でも、年々体力が衰えていくことを考えますと、いずれも相当忍耐力が必要な検査ですので、もっと身体に負担がかからない方法はないのでしょうかね?

 

若い時みたいに無理したりムチャクチャしたりするな!身体をいたわれ! という教えなのでしょうが、人はこういった体験を積み重ねて、ジジイになって行くのです。