弊社の作業場の最寄り駅はどこ?

と問われた場合、近鉄 河内天美駅 が一番近いと答えます。

 

ただ、近いと言っても徒歩で15分くらいかかるんだけれど、弊社とお取引のあるお客様も多くいらっしゃいますので、先日看板の打合せに出向いた折に寄り道をして商店街を探検してみました!

 

     

 

少し引きで駅方向を眺めた様子ですが、各駅停車しか停まらない小さな駅です。

 

 

 

さて、その駅前踏切の線路沿いに、これまた うなぎの寝床 のような小さな店が軒を連ねておりまして、そのひとつが古くから盛業されている 大阪王将 さんです!

 

     

 

私事ながら数回客として来店しましたが、本当に狭くて窮屈ですし、壁のすぐ後ろが線路ですので、四六時中列車の通過音がBGMで流れてくるので、ある意味で素敵なお店でもあるのです。

 

     

 

 

 

ところで、この駅の改札口は地下にありまして、駅の東側が駅表のメイン玄関でございまして、こちらは対する西側から東側撮ったものです。

 

     

 

まあ、東側には バスのりば なんぞもあって阪南大学の生徒さんもこちらが通学路なのですが、過日OPENした セブンパーク天美 の影響もありまして、踏切横にあったマクドナルドも撤退してしまい今は寂れております。

 

 

 

対する西側です!

しかし、こちらは東側よりもっと寂れているのですが、逆に言いますと 昭和レトロな雰囲気 がまだ少し残っていますので、これからリポートしてみようと思います。

 

まずは、正式名称が トレビアンあまみ と言うそうですが…

 

     

 

     

 

これまた名称からして昭和丸出しなのですが、余談ながらかつてパロマガスキッチンのCMにあった とろ火ア~ン を思い出してしまいました!

 

     

 

     

 

     

 

さて、商店街入口横にはこれまた古くから盛業されている淡路屋という 立ち食いうどん屋 さんがありまして、無名時代の山田花子さんがアルバイトしていた店でもあるのです。

 

     

 

安くて美味しいし! 

オーダしたら10秒以内に出でくるし!

 

     かけ

 

冷暖房なんかあらしまへんから汗拭き拭きで食べます!

 

     

 

昭和度 ☆☆☆

 

 

 

で、トレビアンのアーチがある角の一等地には、これまた地元の ヤマゲン製菓 のお店があります!

 

     

 

昔で言うところの駅前にあったタカラブネとかコトブキに似た雰囲気ですが、スタッフさんに若い ピチピチギャル ←死語 は絶対に居ませんから接客は友達みたに距離が近いいです。

 

加えて、商品のレパートリーの今どき誰が買うん?といったありきたりのモノしか置いていませんが、これがまた昭和レトロなええ味出しております。

 

     

 

     

 

昭和度 ☆☆☆☆

 

     

 

奥に進んでみましょう!

 

     

 

ほんまに、軽トラでも通るのに難儀するほど細い商店街なのですが、それでもそれゆえに高齢者にとっては安心して通行出来るという裏返しでもありますので、魚屋さんや花屋さん雑貨屋さんなどの数軒のお店が細々と営んでいるのです。

 

そして、商店街の中ほどにあるのがこれまた古くから盛業されている ラーメン屋 さんで御座います!

 

     

 

怪しいですね~!

 

元々は公設市場だったのでしょうか?

暗闇の奥に灯る一光を求めて近づいてみますと…

 

     

 

いきなり通路の真ん中にバイク置いとるし!

通られへんし…

 

実は、こちらの正式名称は サッポロラーメン 花くま と言いまして、かつて日本中にあった道産子系の店舗の派生か分家かも知れませんが、高齢のご夫婦での切り盛りされているゆえ、残念ながら年内で廃業されるようです。

 

     

 

けど、このご時世でラーメン580円~って安過ぎません?

 

昭和度 ☆☆☆☆☆

 

 

 

 

で、どこの商店街にも必ずある メガネ屋 さん!

 

     

 

けど、時計に貴金属とかもあるみたいやけど、誰か買うのかな?

 

昭和度 ☆☆

 

 

 

まあ、わずか200mほどの短い商店街ですが、御多分の漏れずこちらも他と同じく シャッター通り と化していて、あちこちに空地もありますから一層寂れた感じがしますね!

 

そして、商店街の終わりにはお店こそ無いんですが、かつては燃料屋さんだったのかな? 

 

     

 

🎵 日石灯油でポッカポカ 🎵の看板の横には…

 

     

 

なな何と! 恐らく全国でもここだけと思うのですが、半世紀以上前から今も現存する ミナト品川練炭 の看板がありました!

 

昭和度 ☆☆☆☆☆☆

 

 

 

さて、これで トレビアンあまみ は終了でございますが、これより少し先にもうひとつの商店街がありまして、その名を 天美西商店街 と言います!

 

     

 

ぶっちゃけた話し、50mにも満たない規模に2~3軒のみしか営業されていませんでしたが、そのひとつが堺市に本店のある ねぼけ堂 さんです。

 

     

 

まあ失礼な話し… 今まで見てきたお店で一番真面ですし、商品のディスプレイなんかも本気度がうかがえます。

 

     

 

 

昭和度 ☆

 

ただ、申し訳ないのですが後にも先にも誰一人として歩いていないんです…💦

ですから、 大売出し とノボリが見えましたが、 いったい誰に何を大売り出しすんねん! と思わず突っ込みたくなりました。

 

     

 

ただ、こういったお店は案外全国各地にありまして、客が入っていないのになぜ盛業しているのかと言いますと、案外 さおだけ屋はなぜ潰れないのか? の書籍の内容に近いものがあるのかと?

 

     

 

 

 

例えば、和菓子屋さんなんかは地域の自治体や教室なんかと太いパイプがあって、イベントの粗品や会合のお茶請けで大量の和菓子の発注が約束されていたり…

 

     

 

はたまた、地元の病院や学校にパイプがあって、果物を卸すのが本業の果物屋さんは、店頭での売り上げが全く無かったとしても充分儲かっていたりするのです。

 

     

 

 

さて、話しが脱線してしまいましたが、昼間はお休みですが夕方からは多くのお客さんで賑わう 焼肉幸屋 さんは、こちらの商店街にございます。

 

     

 

ここだけの話し… 松原市には食肉工場がある関係で、新鮮なお肉が手に入りやすいので焼肉屋さんが多いですし、肉屋さんでも生センマイ や さいぼし も売っていたりするんです。

 

     

 

で、こちらのお店では店内での焼肉はもちろんですが、 店頭の鉄板でホルモンを焼いていまして テイクアウトなんぞも出来るのです!

 

     

 

     

 

 

 

もうね… 西成のや〇〇とか有名で行列してるらしいけど、こちらのお店も負けてないほど美味しいし、 100g 200円 とか 1串80円 とか、意味が全然わかりませ~ん!

 

     

 

昭和度 ☆☆☆☆☆

 

と言うことで、皆さんも機会が御座いましたら是非とも河内天美駅で途中下車してみてください!

 

今日はこの辺で…