弊社から車で15分ほどの距離に、またまたまた新しくショッピングセンター イオンタウン松原 がOPENしましたので、先の日曜日に訪問した様子をリポートしてみようと思います。
大まかに申しますと、イオンが入る南館とホームセンターが入る北館に別れていまして、全館グランドオープンは来月になるんですが、先行して南館が9月21日にOPENして昨日が初めての日曜日になるのです!
OPEN直後の9時15分頃の様子です。
イオンタウンの中に入っている食品スーパー ダイエーに入ろうとする客が溢れ ていて、すでに20~30分待ちの状態でした。
まあ、普通でしたらそれほど目新しいものは無いため、そそくさと帰っても良かったんですが…?
さすがに、地元にOPENしたご縁もありますし、昔からちょっと いっちょかみ(一丁噛み) なところもありましたから、心の中はすでにワクワクしていたのです!
※「いっちょかみ」とは泉州弁で 全く関係ないのに口を挟む人。 一言でいえば出しゃばりということ。
さて、30分近く待ってようやく「ダイエー」の店内に入ってみましたが、こちらは〇〇モールというような巨大施設では無くて、ごく普通のスーパーほどの規模しか御座いません。
ですから、品揃えという点では全くもってして豊富では無いんですが、こちらが特筆すべきものは唯一 冷凍食品 でしょうか?
普通のスーパーでもよく見るカットフルーツの売場には、奥が生で手前が 瞬間冷凍したカットフルーツ で、たいへん珍しいだけでなく、数日後でも食べたいときに開封すればフレッシユな食感が味わえるそうなので、ひとつ求めました。
加えて、カット精肉などのアイテムも見受けましたが…
ほうれん草などは、やはり 中国産 でしたので、お値段以上では無くてお値段なりの構成ですね!
あと、刺身などの活魚もほとんど品揃えが無く、総菜も申し訳程度で弁当の種類も少ないですね!
ただ、なぜだか低価格のスイーツ類だけ豊富にあって、特に 100円ケーキ のラインナップの多さには驚きました。
それと、併設されていたベーカリーも150円程度以下のラインナップが大半でして、これは地域性を考慮してのことなのですが、全体的に日常に口にするものでも 低価格路線 を貫いているという印象で、安いアイテムをそれなりの適正価格で販売していました。
つまるところ、それがこの「ダイエー」のコンセプトなのですが、同じく南館には1階奥にフードコートがあり、二階はもありきたりの携帯ショップなんかがありまして、これも他と何ら変わらない構成でしたので、新しい発見などは皆無でした。
ただ、この地域での館内店舗としては珍しい シャトレーゼ や スガキヤ 舞昆のこうはら などの出店が見られましたし、特に「スガキヤ」に至っては名古屋で絶大な人気があるソウルフードですが、こちらではあまり見かけませんので、はてさて大阪南部(河内)人の口に合うかどうか?見ものですね!
と言うことで、特に目的があったならともかくとしても、北館のホームセンターがOPENしてからが本当の勝負となるのでしょうが、それ以前にこれほどまでにショッピングセンターがいりますか?
こちらの地図をご覧ください…。
河内松原駅を中心とした半径5kmほどの地域に、 イオンモール、セブンパーク、イオンタウン、ららぽーと が乱立しているのですが、さりとて地域人口が爆発的に伸びる素地も無いのに、どうしてこれほどまでに同じような施設ばかりが出来るのでしょうか?
加えて、イオンモール北花田以外は全て マイカー利用でなければ訪問しづらい立地 であって、そのほぼ全ての客が放熱と粉塵をまき散らす車でやって来てくるんです!
※電気自動車は環境にやさしいと勘違いしている方もいらっしゃいますが、放熱とタイヤ粉塵をまき散らしていることをお忘れなく。
おまけに館内は冷暖房をガンガン炊きまくるので、これまた建物裏側は放熱地獄が広がり、日々大量の食品を廃棄処分し続けるこのような施設はもう要らないと思うのです。
かつては コンパクトシティ という掛け声があったものの絵に描いた餅…?
元々はどうしようも使い道のなかった土地にイオンが来ることで地主はホクホクなのですが、裏を返せば皆が皆銭銭銭と銭を求めるのに必死!
大きなミニバンでやって来た家族らが…
そして、ええ歳こいた大人達が特売の商品に群がり、他人を押しのけてまで買おうとする様子を傍らで観ていますと、何だか情けなくなってきましたね…。
なぜ?そこまで必死になれるん?
まあ、開店景気はあるにはあるんだけれど、元々地域性などもあるんでしょうが、こちらでは他よりも下衆い層が明らかに目立ちましたので、もう訪問することは無いと思います。
現場からは以上です。