本来でしたらお盆休みに出掛けたかったのですが、例の台風7号が影響したことで断念し、過日再び予定を組み直しまして、過日 撮り鉄の旅 に出ましたのでリポートしてみようと思います。

 

 

 

さて、今回の目的地はお題にもあるように、今や絶滅危惧種となった 国鉄型 が走る伯備線と、その沿線にわずかに咲く ひまわり畑 をコラボして撮影するのが最大の目的なのです!

 

     

※国鉄復刻塗装の列車(前4両)

 

ただ、今回も鉄道好きの親戚の子供さんだけをお連れする心算でしたが、どうしても奥様とお嬢さんも同行したいということなので、少し一般の方でも楽しめる観光地も混ぜながら行程を組んでみました。

 

 

 

 

と言うことで、いつものように早朝5時に大阪堺・松原を出発し、中国自動車道を走ること3時間…

 

     

 

落合JCTから米子自動車道に入り…

 

     

     

蒜山(ひるぜん)高原を過ぎた溝口ICで下車し、最初の目的地で肩慣らし方々撮影してみます。

 

 

 


やって来ましたで国鉄型が!

 

     

 

手前が田んぼで奥に少しばかりの ひまわり畑 があるのですが、実は草花などの開花と列車をコラボして撮るのは、中々至難の業なのです。

 

すなわち、今回の ひまわり に関してもそうですが、一般的な開花時期が7月中旬~8月中旬で見ごろは1週間程度なのですが、だっらそれがどの場所で開花しているのか?

はたまた、今回は台風の影響で花が落下しているのかも知れず、これだけは 一か八かの大博打的要素 が多分にあるんですね!

 

 

 

で、この少し先にある 伯耆の郷 ひまわり畑 というスポットが、いわゆる撮り鉄のあいだでは有名なのですが、こちらも運よく見事な咲っぷりでした。

 

     

 

 

 

 

さて、このまま撮り鉄に徹していますと、同行している奥様とお嬢さんの女性陣が手持ち無沙汰ですので、ここで近くにあったパン屋さんにお連れし…

 

     

 

     

 

ここで買ったものを昼代わりに持たせて、一旦親戚の子供さんをこのスポットに残したまま、お二人を車で20分ほどの距離にある 大山まきばみるくの里 にご案内しました。

 

 

 

 

 

一般が好むスポットですね!

 

     

 

まあ、非日常と申しましょうか、遠くに大山を望む草原に牛が放牧してあったら、そら女性陣らは喜ぶでしょう!

 

ただ、施設は思ったほど大きく無いものの、ソフトクリームを食べながら土産物屋をそぞろ歩きするには恐らく2時間以上必要でしょうから、ここでお二人を降ろして再び親戚の子供さんと合流しました!

 

     

 

     

 

さて、再び子供さんと合流してしばし撮影を堪能した後に、さらに再び全員が集合して伯備線沿いに新見辺りまで撮影を交えながら南下して行きました。

 

ええのが撮れましたね!

 

     

 

     

     

     

 

     

 

しかし、そうこうしている間に時刻は15時過ぎに…

 

本来ならばこのまま大阪まで帰宅することは可能なのですが、そもそも皆が早朝より行動を共にしていることで疲労感もあるため、とりあえず津山あたりまで県道を走って一泊することにしました。

 

     

 

 

 

 

しかし、これまたこのまま全員が津山まで同行するのはあまりにも芸が無いので、ここで女性陣二人には途中下車していただき、しばしローカル線の旅を楽しんでもらうことにしました。

 

津山駅の二つ手前にある 美作千代駅 です。

 

     

 

いかにも昭和へタイムスリップしたのかと思わせる造形は、あたかも舞台セットのようでもありますが、これでも現役の駅舎なのです。

 

で、ここから女性陣だけで津山まで列車で移動して頂き、赤字経営に悩む姫新線にいささかながら過金して頂くことにしました。

 

     

 

 

 

 

さて、駅前にあるホテルで旅の荷を解き、しばし疲れた羽を休める訳なのですが、実はこちらは 鉄道の見える宿 としても有名ですので、部屋の窓からこれまた寝るのも惜しんで列車を見ている私でした…💦

 

     

 

 

 

 

ところで、翌日は子供さんだけがアルバイトの関係もあってここでお別れし、二日目は私と女性陣二人でゆるりと大阪を目指すことにしました。

 

朝食後に津山市内をサクッと回り、駅裏にある 津山まなびの鉄道館 を1時間ほど見学した後は、これまた姫新線沿いに走る 国道179号線 に進路をとりましたが…

 

     

 

 

 

1時間半ほど走ると たつの市新宮町 に差し掛かりましたので、迷わず 播磨新宮駅 に向かいます!

 

     

 

私事ながら国鉄職員時代の18歳から3年間、この播磨新宮駅に運輸係として勤務しておりましたので、懐かしの地と申しましょうか、私にとっては青春時代がいっぱい詰まった思い出の場所でもあるのです!

 

もちろん、今は面影も微塵も感じさせない新しい駅舎になりましたが、当時は木造平屋建てで駅長以下の出面が8人/日(出札、改札、小荷物、転轍など)も居て、待合室の横に小さな キヨスク がありました。

 

     

 

あと、駅前で長らく盛業されていて個人的にも当時は随分お世話になった マルマス さんも、閉業されて久しいようでした。

 

まあ、どちらかと言うと田舎の小さな駅でしたが、すでにあの頃から40年以上の年月が流れたのですから、駅前の雰囲気なども変わっていて当然と申しましょうか…?

私もずいぶん歳をとったと実感した瞬間でもありました。