お盆に年末年始…

これは民族の大移動ともいわれる我が国の特徴でもありまして、今年は特にコロナ禍があけたこともあって、そこかしこで 大渋滞 が発生しているようです!

 

     

 

さて、民族が動くということはそれを請ける側からしてみますと 繁忙期 でありまして、要は放っておいても客が来る入れ食い状態ですから、当然足元を見て ぼったくり価格をかましてくる のです!

 

     

 

 

 

で、毎年この時期に値上げされるのが ガソリン価格 でありまして、今年は輸出する側の出し惜しみとかの理由を付けて、毎度のごとく値上げしているのは周知の事実でありましょう。

 

加えて、政府からの補助金が打ち切られることも相まって、秋頃には 200円台突破 との記事も散見されますが、我々国民がどう文句を垂れようとも、値上げは確実にやって来ると思うのです?

 

     

 

 

 

 

私が小学校2年生だった1971年に時系列を戻してみますと、当時の南海電車岸和田~難波の大人片道運賃と、タクシー初乗りが同じで 140円 でした。

 

それが52年後の現在…

南海が約3.5倍の500円に!

 

     

 

タクシーは約5倍の690円に値上がりしてるんです!

 

     

 

ですから、1立55~60円だった当時の価格を当てはめてみますと、1立200円なら約3.5倍の値上がり程度と考えれば、少し前の 物価の優等生といわれた卵 に毛が生えた位とちゃいますか?

 

 

 

 

もちろん、こと物流に関して言えば モノの値上げ という形で跳ね返ってくるのは覚悟の上としても、マイカーに関しては高けりゃ車を使えへんかったらええんとちゃう?と思うのです。

 

けど、例えば「X」の投稿などには、 岸田が悪い!  政府が悪い!  庶民を苦しめるな! なんて言葉が踊っていますが、実際はどうなんですか皆さん!

 

     

 

 

 

ある方の投稿では…

 

     

 

ほんまに、その通りなんです。

 

ちょっとの距離を暑いから寒いからといって放熱と粉塵をまき散らしながらマイカーで移動し、軽自動車なんでダサいし恥ずかしいからと訳の分からない理由で大きな車を購入してイキっておいて…

 

     

 

いざガソリン値上げされたら半泣き面晒されても、それって自業自得とちゃいますの?

 

 

 

皆の生活水準が向上し、都市部であっても一家に一台どころか二三台も所有しているのはザラにあるんだけれど、マイカーも家も家電も含めて全てがローンというお宅も多いんじゃないかな?

 

けど、「あれも欲しい、これも欲しい」って、何か身の丈しらずと申しましょうか、皆が皆あまりにも背伸びしすぎじゃありません?

 

     

 

 

 

例えば保育園ね…

園に送迎する親たちのマイカーは、ほぽどれも高価なミニバンなんかが大半という現実を見て何か感じませんか?

 

いくら共稼ぎと言えども若夫婦が乗れる車でしょうか?

 

つまるところ、税金(補助金)を投入して無償化で浮いた銭はどこへ行ったかと言うと、それは我が子の為では無くて親の 我欲 が勝ってしまった結果、親の身なりや装飾品、はたまた外食費に消えていく現実を見ると、本当にこれでええんか?と怒りすら覚えるのです!

 

 

 

 

他方、ほんまに苦しかったら車を放棄したらええだけの事だけど、これまたそうなると 自動車産業が廃れる と言いますか、新車の販売台数が伸びないんで、それらの業界が政府に 「ガソリン価格下げてぇ~な」 と泣きついてきて、また補助金出すんですかね?

 

もうね…

大多数の庶民の エセ弱者演技 はもう止めませんか!

 

     

 

 

 

 

それで上手くこの国が回りましたか?

 

補助金撒いてみんな幸せになりました?

 

何でも補助金、補助金、補助金…って、どれだけ国に頼ったら気が済むんでしょうか?

 

いや、本来なら 国にどうやって貢献するのか が先に立つはずなのに、国にたかろうとする下衆が増えすぎたと思うのは私だけでしょうか?

 

つまるところ、これだけ情報が溢れかつ錯綜する現在を生きているので、皆が知恵づいていて、どうしたら楽に生きれるか?どうしたら得をするか?ばかりに目が行ってやいませんか?

 

     

 

 

 

多分ですけど…

一旦値上がりしたガソリン価格は早々下落することは無くて、いずれ250円、300円と上がっていくかも知れませんね?

 

もちろん、こちらとしても仕事でトラックを使うので、苦しいっちゃ苦しいんだけれど…

 

例えば数年後に300円台に突入すれば、 「2023年の200円台に戻してほしい…」 と下衆達が懇願しつつも、今と同じようにマイカーが溢れているようでは、これこそ政府に足元を見透かされているのです。

 

 

 

そうなりますと、もはや政府と庶民の知恵比べの様相ですが、これほどモノが有り余っていて、余暇ともなると大多数の庶民が娯楽に惜しみなく散財する姿を見た政府からすれば、もっともっと税金を搾り取ったれと思うのかも知れませんね?