コロナ禍が収束し、行動制限も解除されるに至った 2023年のゴールデンウイーク ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

 

 

 

さて、私達はお題の通り 群馬方面 へ遠征して来ましたので、その道中を毎度のことながらリポートさせて頂こうと思いますが、そもそも私個人としてはGWの予定が何もありませんでした。

 

 

     

     

 

しかし、昨春より 京都工芸繊維大学 に通う親戚の子供さんが、目出度く2回生に進級したようですので、そのお祝い方々本人に希望を問うてみますと、 「群馬の高崎方面へ行ってみたい」 との回答でしたので、急きょ出掛けることにした次第なのです。

 

ただ、関西圏に住む我々にとって、いわゆる 北関東 と言われる群馬、埼玉、栃木、茨城の位置関係が頭に入っていないため、グーグルマップで調べてみますと…?

 

鉄道のように東京経由では無くて、名神高速~名古屋経由~中央道~岡谷JC~国道142のルートが出ましたので、過日5月4日に出発することにしました!

 

     

 

 

 

 

出発は早朝3時半…

経由地の名古屋通過がGW中の渋滞に巻き込まれないであろう7時までに抜けたかったためでもあるのですが、運よくスイスイと移動することが出来ました。

 

     

 

ところで、今回の予定が決まったのは直近の5月2日でしたので、まず移動は電車なのか?車なのか? 宿はどこにするのか?

 

加えて、結局車での移動と決まったもののレンタカーも取れず仕舞いでしたので、急きょ弊社の 軽トラック が出動するハメになってしまったのですが、さすがに大の大人でコクピットはギュウギュウでしたし、何と言ってもアップダウンのきつい中央道では、80km/hで巡行するのがやっとでした。

 

     

 

 

 

それでも途中で休憩を取りつつ、何やかんやで長野県の小諸辺りまで到達しましたので、ここら辺りで肩慣らし方々 鉄道の撮影 をしてみようと思います。

 

実は、親戚の子供さんも誰かに似て 無類の鉄道好き のようでして、中でも鉄道の写真をメインとした 撮り鉄 に属するそうなので、今回の旅も鉄道の撮影がほぼ全てになってしまうのですが…

 

まずは、挨拶代わりに当地を走る しなの鉄道 を1枚…

 

     

 

JR東日本 小海線のヂーゼルカーも1枚…

 

     

 

まあ、都会生活に慣れ親しんだ我々にとって、この大自然のパノラマを見るかのように背景に写る雄大な浅間山をバックに走るローカル線は一幅の絵のようでもあって、 脳内モルヒネ がどんどん分泌されていくのです!

 

 

 

さて、お昼も2時を回りましたので、明日の撮影場所の下見を兼ねて群馬県側に移動するのですが、ここより最短ルートの高速道路は使わず、小海線沿いに南下して国道254線で峠越えをします。

 

途中からしばし前を旧車が走っていまして、峠近くまで20分ほど追従していましたが、後で調べてみますと1950年代の アメ車メトロポリタン という車種でしたが、これも何かのご縁と申しましょうか 一期一会 というものでしょう!

 

     

 

     

 

 

 

さて、峠を越えましたところにある集落が、ご存知 下仁田の街 でございます!

 

ご承知のように特産品としましては、下仁田こんにゃくに下仁田ネギ、そして当地出身でいつまでもお若くて綺麗な 井森美幸さん でしょうか?

 

     

 

ただ、撮り鉄ゆえの習性から、土産物店や近隣の富岡製糸場などの観光スポットなどには一切見向きもせず、当地に来たからにはまずは 上信電鉄 下仁田駅 にまずは詣でます!

 

     

 

     

 

いかにも田舎の駅…

といった雰囲気が充満しまくりの造形ですが、折角ですからここから数キロ離れた地点で走行中の電車(元JR107系)をサクっと撮影してみます。

 

     

 

 

 

さて、陽も傾きだしたので一旦「撮り鉄」を中断して、明日の撮影場所の下見をすることにしましょう!

 

親戚の子供さん曰く、メインデッシュは明日に 信越本線を走るイベント列車 のようですから、有名な安中橋梁をはじめ沿線の列車通過時間とその時の太陽光線、はたまた次の撮影場所への移動時間などを含めて入念にシュミレーションします。

 

 

 

 

で、とりあえずここまで来たんだからと、終点の横川駅まで移動したのですが、国道沿いにある おぎのや横川店 は駐車場に入る車の列がはみ出して大渋滞に…💦

 

     

 

まあ、 峠の釜めし として有名と言えば有名なのですが、前述のように撮り鉄は 一般人の好むスポットには興味が無い人種 なので、あっさりスルーします!

 

 

 

 

ところで、行動制限が撤廃された後のGWなため、本来であれば近隣の高崎あたりで一泊するのが理想ですが、旅行自体が直近で決定されたため、どの宿泊施設や民宿も含めて全てが満室でした。

 

ですから、子供さんは 寝るならネットカフェでも良いよ と言ってくれたのですが…?

 

     

 

さすがに私の年齢ではまともに休息できないので、たまたま1室だけ空いていた長野県佐久市にあるホテルまで 碓氷峠(うすいとうげ) を越えて戻ることにします。

 

そして、これまた高速道路を使わず、はたまた一般国道も使わず、クネクネと曲がりくねった旧道にルートを通ることにしました。

 

     

 

    

 

走ること数十分…

ほどなくして、大きなレンガ造りの建造物が見えてきましたが、これが世界に誇る 鉄道遺産 のひとつなのです。

 

つづく