約2年後に開催が予定されている 2025年大阪万博 は、大阪湾臨海部の埋め立て地でもある 夢洲(ゆめしま) というところで開催されます。
こちらがその夢洲の航空写真ですが、予定では手前2/3が万博会場で、奥の1/3はカジノが建設されるようです?
ただ、現在のところは徒歩や自転車、はたまた原付での同島への乗り入れは出来ませんから、マイカーまたはタクシーの利用しか選択枠が無いのです。
さて本日、その 大阪万博予定地のド真ん中 へと出向いた訳なのですが、何をしに行ったかと申しますと、新たに運行される路線バスの停留所設置に訪問しましたので、その様子などをお伝えしようと思います。
従来からある路線バスのルートを一部変更することで、明後日の2022年12月19日からの運行予定になるのですが、弊社のパートナーでもある 北港観光バス が運行し、バス停名称は 夢洲中央 と決まりました。
もちろん、風除けが全くない臨海地に設置するという特殊条件を踏まえ、他のバス停の数倍の強度を持たせた仕様で製作させていただきましたが、大の大人が3~4人で持ってもアップアップの状態になるほどの重量があるのです!
さて、画面奥が大阪万博開催時に開業する地下鉄(大阪メトロ)の駅の予定地ですが、 な~んもありまへん!
これは、現在は万博予定地の土壌調査の段階のようですから、全く人影が無いのは当然と言えば当然なのですが、ここに後2年で本当に大阪万博が開催出来るのかと懐疑的になってしまいますね?
それでも、今後は予定地の下見や現地での打ち合わせで、タクシーを飛ばすほどでも無いな?とお考えの方や、 定点観測 を趣味となされている方を含め、現在では当地へ運行される 唯一の公共交通 になりますので、下記に詳しいルートを記しておきます。
当該路線バスの発着は、大阪メトロ中央線 コスモスクエア駅 のみで、要は駅を出たバスが→夢洲→舞洲を経由して再びコスモスクエア駅に戻るという、いわば 一筆書きルート になります。
で、実際のバス停位置はこちらになります。
前述のように、従来より運行されていましたコスモスクエア駅→舞洲ロッヂの路線バス(3系統)の途中に、要は新たにこのバス停(夢洲中央)を設けた感じですが、ご注意いただきたいのは平日のみこのバス停に入りますが、 土日祝は運行されません (このバス停を経由しない)ので、お間違いなきようにお願います。
それと、前述のように 一筆書きルート ですので、コスモスクエア駅→夢洲中央は所要6分なのですが、お帰りの際は舞洲に入って島内を約2周しますので、夢洲中央→コスモスクエア駅まで30分ほどかかります。
分かりづらい図で申し訳ないのですが、要はバス停が一箇所しか無いので、行きも帰りも同じバス停から乗車いただくためと、いかんせん未成地のため道路網が脆弱で、あちこちと迂回しながら走るため、そこそこ時間がかかってしまうのです。
あと、お帰りは JR桜島駅 まで出たいという方は、ドライバーさんにお伝えいただきますと、桜島方面へ連絡するバス停で乗り継ぐように案内してくれます。
その場合、車内で乗り継ぎ券を発行しますので、それをお持ちいただくと、次に乗るバスにはそのままご乗車いただけます。(通し料金になります。)
ぶっちゃけた話し…
こうしてプログを書いている私の頭の中にはルートが入っているのですが、いざこれを文章に置き換えるとなると中々難しいので、詳しくは 北港観光バスのHPをご覧ください と、けむに巻いておきましょう!
と言うことで、いずれにしましても、地下鉄よりもシティバスよりも早く、2025年の大阪万博予定地までの公共交通が運行される運びになりましたので、興味がありましたら是非ご乗車いただきますようお願いします。