仕事柄、現場作業に赴く先でとった昼食などを中心に、そのお店の味や雰囲気などを 辛口でリポート するシリーズで、今回は40回目になります。

 

と言うことで、最初にご紹介するのは、 ハチクマライス というもので、あまり聞きなれない料理ですし、当然ほとんどのお店でも扱っていないませんから、自ら調理することにしました。

 

 

 

 

こんな感じです!

 

        

 

わかりやすく言えば「目玉焼き丼」なのですが、醤油を掛けるかソースなのか、好みの分かれるところでしょうか…?

 

 

 

 

実は、傍らの野菜の他にも下には一口大に切ったハムが入っていまして、そこそこ栄養バランスの良い食事を短時間に取るためのもので、かつての国鉄夜行列車(ブルートレイン)の食堂車で、車掌の まかない料理 して出されていたものです。

 

         

 

まあ、語源は諸説あってしかりなのですが、古典落語に登場するそそっかしい「八五郎」と、荒っぽい「熊五郎」でも簡単につくれて、サッと食べれる食事だからとも言われています。

 

 

 

さて、ここからが本題で、今回は同じ料理の対決シリーズとしてみました!

 

 

1. ステーキ対決メラメラメラメラメラメラ

 

まずは、先日の現場で ステーキどん というチェーン店に入りまして、日替わりランチ749円+税をいただきました。

 

         

 

全国的にもそこそこお店があるようで、ファミリーから我々のような工事人まで入れる雰囲気なのですが、下手に個人の定食屋なんかに入り、クソ不味くてボッタクリ価格の料理を食べるくらいなら、このような店の方が安心なのです。

 

で、内容はメイン料理+セルフでライスとスープがおかわり自由ですので、料理もお値段なりの美味しさでしたから、また利用しようと思いました。

 

評価…☆☆☆☆

 

 

 

 

お次は、ステーキのどんに対抗したのかどうなのか、 ステーキガスト と言うお店に入りました。

 

ご存知、すかいらーくグループの「ガスト」のステーキに特化したお店で、日替わりランチは「どん」よりも50円安い699円+税で、対抗心剥き出しの印象がしました。

 

         

 

もちろん、こちらも同じくセルフでライスとスープがおかわり自由なのですが、特筆すべきは カレーも自由にかけ放題 なのです! (+300円でサラダバーも付きます。)

 

         

 

 

 

 

ですから、メインを食べ終わった後にカレーライスを食べてみましたが、さすがに子供さんでも大丈夫なように甘口だったものの、惜しむらくは ごはんの質がかなり悪い ので、パサパサだったり塊も多数ありましたので、さすがにお値段相応の内容だったのが残念でした。

 

         

 

評価…☆☆☆☆

 

 

 

 

2. うどん対決DASH!DASH!DASH!

 

全国チェーン?の、「まいどおおきに食堂」が経営する、丸亀製麺に似たセルフスタイルのうどん屋さんがありまして、その名を つるまる饂飩 と言うお店に入りました。

 

 

 

都心部に多いお店だと思うのですが、安価で短時間にサクッと食べれますから、ビジネスマンらを中心に、ランチタイムは結構混雑するお店なのです。

 

で、それを防いで回転を早くするためなのかどうなのか、入口には お得な日替わりセット の看板がありまして、各々を単品で頼むよりも割安ですから、注文はこれに集中という仕掛けでした。

 

           

 

 

 

で、その日は 温玉ぶっかけ+明太子おにぎり+ちくわ天 で500円+税でしたから、罠にはめられて私もこれをチョイス!

 

         

 

いちびって天かすを掛け過ぎてしまいましたが、麺の硬さが丸亀製麺よりも少し柔らかめで、俗に言うグニャグニャの立ち食い店との中間位の硬さなので、私はちょうどこれ位が好みなのです。

 

あと、同じ「まいどおおきに食堂」と違い、出汁もこちらの方が断然に美味しいので、近くにあれば週3で通いたいと思わせるお店でしたが、ちと店内が汚かったのが減点でした。

 

評価…☆☆☆☆

 

 

 

 

 

お次は、大阪通天閣のほぼ真下にある 三吉うどん という立ち食いうどんのお店に入りました。

 

         

 

よくマスコミなどでも取り上げられるお店で歴史も古く、現在は二代目のご夫婦が切り盛りされていますが、繁華街の立地に反して、かけうどんは今時170円(税込)と、恐ろしくリーズナブルなお店なのです。

 

 

 

で…

腹が減っていたので、天ぷら+あげさん+玉子の入った デラックス 370円と+120円のおにぎりを注文しました。

 

         

 

出汁は、立ち食い店と思えないほど美味しく、あげさんもお店でイチから炊いているようですからフワフワでジューシーでしたが、惜しむらくは麺の茹でが足りないのと、美味しいはずの出汁もぬるかったんです!

 

加えて、私より少し年下のご夫婦の覇気が無いと申しましょうか、性格なんかもありますから終始仏頂面は仕方ないとしても、疲れているのかどうなのか?

 

食べている目の前の 厨房で椅子に座り込む のは、商売人としてどうなんでしょうね?

嫌なら店たたんで辞めればええんとちゃいますか!

 

評価…☆

 

 

 

 

3. からあげ対決あせるあせるあせる

 

生きてるうちが猪(いのしし)で…

死んだら戒名がボタン…

 

生きてるうちが鶏(にわとり)で…

死んだら戒名が「かしわ」…

 

         

 

夢路いとし・喜味こいし大師匠の漫才よろしく、鶏肉(かしわ)は鮮度が落ちるのが早く、昔はあまり流通していませんでしたが、ここ10年前位でしょうか? からあげ店がやたらと増えたように思います。

 

 

 

 

で、そのトップクラスを走るひとつが、トンカツの「かつや」率いる からやま というお店で、先日はじめて入ってみました。

 

         

 

 

価格は500円台~で丼や定食の種類も多いのですが、マニュアル化されているため接客もそこそこ良いのと、厨房では「かしわ」の揚げや焼きの調理風景が目に入りましたので、食べる方としても安心感がありました。

 

 

 

で、その中でもモモの一枚肉を使った やきとり定食 590円+税を注文。

 

             

 

かしわの一枚肉を焼くと皮と肉が分離してしまうので、お約束の下手くそカットはご愛敬として、照り焼きソースで味付けされた肉質も焼き加減もちょうど良く、とても美味しい頂きましたとご報告しておきましょう。

 

 

 

ただ、「かつや」と同じ大根の漬物があったのはラッキーでしたが、その横には何故か イカの塩辛 が…?

 

         

 

          

 

他店と差別化を図るための秘策かも知れないのですが、なんぼ何でも 万人受けしない塩辛 は、品質管理などの問題に加え、奇しくも隣人がご飯に乗せ食べようものなら匂いが半端ありませんし、そもそも子供は食べないんとちゃいますかね?

 

ん~~~? 何か感覚が違うね?

塩辛を置くんだったら例え胡瓜の2~3枚でも、プチトマトのひとつでも料理に加えてあげれば、その方が客が喜ぶと思うのですが、どうでしようか…?

 

評価…☆☆☆

 

 

 

 

最期は、これまた「からやま」の対抗馬とも目されている から好し というお店の派生の とんから亭 というお店に、これまたはじめて入りました。

 

         

 

本家本元のファミリーレストランが瀕死の状態でもある すかいらーくグループ は、その時代に合った戦略でガストなども定着して久しいものの、こちらのお店はまだあまり多くは出店していないようですが、屋号が示す通り「とんかつ」と「からあげ」がメインのお店になります。

 

 

で、

注文したのは一番安い から好し定食 (からあげ3個)490円+税でしたが、内容はご覧の通りかなりボリューミーでした!

 

         

 

おまけに、肉質もさることながら、このからあげのジューシーなこと!

 

         

 

 

 

 

ほんま、肉汁溢れるでしかし…

 

         

 

おまけにや…

これまた、カレーもかけ放題とはどうなってるんでしょうか?

「責任者出てこい~」と、思わずガッツポーズしましたわ!

 

         

 

もちろん、さすがにごはんのおかわりは出来ませんが、そこはごはんを温存して、最後はカレー丼でしめくくりました。

 

                

 

育ち盛りのお子さんがいらっしゃるファミリーでしたら、かなりオススメのお店だと思います。

 

評価…☆☆☆☆☆