元々は、新日鉄堺の社宅があった場所にOPENして18年近くになる イオンモール北花田店 は、地下鉄の駅と直結しているという立地も相まって、創業時から快進撃を繰り広げています。

 

         

 

ただ、ここへ来て距離にして5kmほどしか離れていない場所に、セブンパーク天美 が新たにOPENしたことによって、その勢いにも陰りが見え始めたと言いますか、もはや少ないパイの取り合いになっている状況にもあるのです。

 

すなわち、巨大資本の イオンvsセブンアンドアイ のガチンコ対決なのですが、まず両店舗を訪問した友人らの意見をまとめますと、各々の特徴が見えてきました!

 

 

 

 

1.女性に圧倒的人気のイオン

 

取引先の主婦層をはじめほぼ全てが、イオン北花田店は 服や雑貨の専門店が多い ため、日用品の買い物がてらにウインドショッピングも楽しめるのが良いとの意見がありました。

 

         

 

まあ、どのショッピングモールであっても、旦那様は付き添い+荷物持ちの担当であって、主人公はあくまで奥様ですから、奥様が居心地の良い方が選択される所以なのです。

 

ですから、一度セブンパークを訪問した主婦層の落胆ぶりは著しく、すぐにイオンへ回帰する現象が見られたのに対し、その類の店が少ない方が好みの私なんぞは、逆にセブンパークの方が居心地が良いと思ったりするのですが、これだけは好みの問題かも知れません…?

 

 

 

 

2.レストラン街もイオンの圧勝

 

いわゆるフードコートを含めた飲食店関係のテナントは、圧倒的にイオンの方が魅力があるとの意見がありました。

 

特にレストランに関しては、セブンパークが1階に点在しているのと比較しますと、イオンは4階の1箇所に集中させていますので、「今日は何食べようかなぁ~?」 と、ワクワクしながら回遊できるのです!

 

         

 

あと、家族連れやお客さんを連れての食事であっても、イオンの方が圧倒的にお店の選択肢が多いので、この部門においてもセブンパークが圧倒的に負けている部分だと思います。

 

 

 

3.ペットショップはセブンパークがひとり勝ち

 

セブンパークには、2階に小さいながらも ペットショップ がありまして、用品をはじめとして個体の販売も行っているものの、対するイオンには小さな用品店が一店舗あるたけで、

犬ちゃん

猫ちゃん

鳥ちゃん

うさぎちゃん

ハムスターちゃん

金魚ちゃん

海老ちゃん好きにてっては、100対0でセブンパークの圧勝と言えましょう!

 

         

 

特に、私用で何度かOPEN直後のセブンパークを訪問したのですが、早々に入店した客の大半が2階へのエスカレーターに殺到し、まずはこちらのペットショップの個体販売へ殺到する姿を何度となく見ました。

 

すなわち、単に暇やからモールを訪問して回遊するのではなく、あくまで ペットを見たい! 買いたい! という層が、ピンポイントで集まってきていますので、これらが後に店内を回遊してお金を落としていってくれる訳ですから、しばらくはペットショップが集客の核となる状況が続くでしょう。

 

 

 

 

4.イオンもペットショップ開店?

 

まあ、無いものねだりと申しては失礼なてのですが、対するイオンとしてもこの弱点は十二分に熟知しているようでして、近日中に ペットショップをOPEN する運びとなったようです!

 

         

 

イオンのペット用品部門に当たる PETEMO(ペテモ) というブランドですので、当初は用品のみの販売が中心となると思います。

 

しかし、現在のところ公式には歌っていないものの、後にトリミングや躾、個体販売も眼中に入れて攻めるはずですし、それなりのスペースもある区画なので、イオンとしては絶対に仕掛けてくると予想するのです…?

 

おまけに、場所が元あった「タワーレコード」のところですから、4階の一番奥の端っこと言うのも、これまた憎い戦略ですね!

 

 

 

 

シャワー効果 という言葉をご存知でしょうか?

 

これは、古くは百貨店の隠語のようなものですが、よくよく考えてみますと、百貨店での催しはたいていが最上階で開催されていますよね?

 

         

 

これは、客を最上階まで釣り上げて、それを見た客らが下の階へ順に降りて行き、そこでまた買い物をする効果を狙ったもので、その様を お風呂のシャワーに例えて名付けた ものなのです。

 

         

 

※レストラン街も、たいていは最上階にあるのもそのためです。

 

 

 

 

ですから、戦略としても場所としても申し分無いと申しましょうか、イオン北花田店が 打倒セブンパーク に燃える意気込みも、今は半端ないと感じたりしますね?

 

 

         

 

と言うことで、イオン北花田とセブンパーク天美の熱き闘いが白熱すれば、これひとえに消費者である私達が得をするので、これからもどんどんやって欲しいと願うばかりなのです。