弊社のパートナーでもある 日本城タクシー の、新たな事業でもあるベビーカステラ店が、まもなく開店いたします!

 

で、

坂本社長からブログで告知するようにと許可が出ましたので、まずはお店の場所をご紹介しましょう。

 

住所は「大阪市住之江区東加賀屋3丁目15」でして、分かりやすく言えば、住之江区の「南大阪病院」の南500mほどにある 加賀屋宝くじチャンスセンター の南2軒目に決まりましたが、鉄道の駅(地下鉄北加賀屋/南海住吉大社)から徒歩では少し難しい距離になります。

 

 

                  

 

さて、お店が決定しましたら内装もそうなのですが、外装でもある看板も 「急ピッチで作らんかい!」 との命がありましたので、弊社で製作させていただきました。

 

ただ、当初は大型テントで行く予定だったのですが、壁面の強度が著しく低いのに加え、ご予算の関係もありましたので、軽量なアルミフレーム看板を納めさせて頂きました。

 

こんな感の軒下看板で…

 

         

 

内照式ですので、夜も明るくて目立ちますね!

 

         

 

 

あと、こちらの社長さんは 大の猫好き のようでして、追加でシャッターに猫のイラストを入れて欲しいと依頼がありました。

 

ですから、まずは下絵をLINEで送っていただいて、弊社のパソコンに一旦落として右矢印

そこからトレースをかけて右矢印

模造紙で引き伸ばした原寸原稿を作成し右矢印

 

その裏側に木炭を当てて、現地のシャッターに擦りまくって下絵を転写します。

 

         

 

まあ、ぶっちゃけた話し…

カッティングシールを貼れば簡単なのですが、平らでツルツルの面ならともかく、ことシャッターとなりますと、そう簡単には問屋が卸してくれないのです!

 

 

 

 

すなわち、シャッターは 凸凹 がありますので、例えばタテ1mの直線シールを貼るとしますと、シャッターの凹の溝部分にもシールを曲げて押し込むので、実際には80cmほどになってしまうのです。

 

ですから、特に曲線を多く含む造形や円をシールで貼り付けますと、上手く仕上がらないんためペイントになった訳ですが、実際はこんな感じで゜作業を進めました。

 

下矢印下矢印下矢印

 

 

 

 

         

 

下絵の輪郭部分を先に走って、次に凹部分にも念入りに筆を挿入し…

 

         

 

輪郭全体が仕上がりましたら、中身を塗りつぶしていきます!

 

         

 

まあ、実に根気の居る作業なのですが、私が雨男なのかどうなのか?あいにく途中で雨がパラパラ降ってきましたので作業がはかどらず、ひいては塗料の乾きにも支障が出ますから、いっそ翌日に回そうかと思いましたが…?

 

 

 

 

 

どうやらペイントしていた当日の午後から、朝日放送のキャストという番組の取材が来るらしく、どうしても 「午前中に仕上げろ!」 と、再度定番の 坂本むちゃぶり攻撃 がありましたので、泣く泣く作業を続けることに…(汗)

 

 

         

 

 

まあ、どうにかこうにか間に合いましたが、この日の分の放映は、今月20日または21日だそうでして、これまた探偵ナイトスクープの時と同じく、 「必ず録画するように!」 と釘を刺されましたので、お時間の合う方は是非ご覧くださいませ…(笑)

 

 

 

 

さて…

どの商売でも同じなのですが、店舗を借りたので明日から即開店とは行かず、こと食べ物を扱うお店となりますと、食品衛生法などの基準をクリアせねばなりませんし、人の手配や在庫管理も必要となってくるのです。

 

そして、当初は ベビーカステラ一本 で勝負するようなのですが、例えば仮に家賃が10万円とした場合、スタッフさん一人が一日8時間勤務で月20日働いてもらうとすれば合計月30万円…

 

+材料費や光熱費も含めますと、固定で月最低50万円以上の経費がかかるんですね!

 

         

 

 

他方、立地的には繁華街とまでは行かないとしても、付近に学校などの大勢が流動する施設は無く、人口は密集しているものの、通行する面々のほぼ全てが高齢者という現状を見ました。


ですから、ダウンタウンであるもののベビーカステラを好む年齢層が少ないこともあって、売価はせいぜい 一袋300円 程度でしょうし、そうなると何個焼けばよいのかと言うことなのです?

 

 

         

 

固定費/月500000円÷20日=25000円/日

 

25000円÷一袋300円≒84袋

 

と言うことで、要は来る日も来る日も最低84袋売ってトントンですから、これ以上を販売しなければ元は取れないという計算が成り立つのです。

 

簡単には行きませんよね!

 

 

 

 

昔に在職していた国鉄という組織で、「退職したら老後は たこ焼き屋 でもするわ!」と言いう者が数人居ましたが、このように一個当たりの単価が安い商品を扱うとなりますと、よほど数を多く売らなければ成り立たないので、サラリーマン根性が抜けてない者が経営しますと、一発では廃業に追い込まれてしまうのです。

 

 

 

 

もちろん、弊社のパートナーである以上は成功してほしいのは山々なのですが、運賃が保証されているタクシー業界とは違い、百戦錬磨の兵どもがひしめく飲食業界ですので、くれぐれも不退転の決意で掛かる位がちょうど良いかと…?

 

老婆心ながら申しておきましょう!