前回の続きである。

 

手柄山交流センターを訪問し、念願の 姫路モノレール とご対面した後は、少し時間もあったので、姫路駅周辺を散策することにしました。

 

実は、誠に個人的なことで申し訳ないのですが、私は若かりし頃に「国鉄」に在職していて、ちょうど19歳~23歳までの4年間は、姫新線の某駅に勤務していた関係で、この姫路の独身寮に住んでいました。

 

 

 

まあ、時代が昭和57年ということもあって、当然ながら「姫路モノレール」と同じく、今は当時の面影も希薄になりつつありました。

 

 

 

と言うことで、まずは駅南の北条にあった当時の寮は…?

 

      

 

今は立ち退きになったようで、立派なマンションへ様変わりしていました。

 

 

 

で、当時の寮には小さな食堂があったのですが、そこが定休日の時に食料を調達した あけぼのスーパ です!

 

      

 

寮とは信号を挟んで斜向かいにあって、今は看板だけが残っていましたが、今で言うところの雑貨屋さんでと同じでして、コンビニすら無かった時代でしたので、食料と言えば菓子パンかカップ麺しか売っていませんでした。

 

      

※イメージ

 

 

 

さて、ここより駅正面へまいりまして…

ご存知、 御幸通り商店街 は、当時のランドマーク的な存在でしたが、今も当時ほどの賑わいは無いにせよ、それなりの人出がありましたね!

 

ただ、低価格な飲食店が多かったのは、それと平行する細い「おみぞ筋」という商店街で、今も個人の飲食店が盛業されていました。

 

      

 

そして、その商店街の傍らには、かつての「ダイエー」のディスカウントショップ トポス があって、今は駐車場に様変わりしていますが、当時は決って店頭に白髪の老婆が居りましたね(笑)

 

      

 

 

で、よく利用したのが低価格で美味しかった サラリーマンスタンド という、食堂&居酒屋でして、先日押入れから懐かしのスタンプカードが出てきたので、少しご紹介を…

 

      

 

あと2点で定食が無料だったのですが…

 

      

 

もうすでにお店は無くなっていて、後日このスタンプカードを基に、ロゴマークをデータ化してみました!

 

      

 

 

 

と…

ここでお昼となりましたので、大手前にある 名物えきそば のお店へ入ることに…

 

 

      

 

      

 

で…

食後は更に北進し、閉館となった ヤマトヤシキ を越え、その近くにあって、当時は内緒でアルバイトをしていた 六番館 という喫茶店を訪問してみましたが…?

 

 

      

 

右にある植木鉢の後ろのBOXは、当時食品サンプルが並んでいた場所で、一階は喫茶店で二階は高級レストランになっていまして、確か「大道兄弟会」という会社の経営だったと記憶していますが、今は美容室になっていました。

 

 

そして、すぐ眼前に 国宝白鷺城 が見えるところまで来ると、商店街の幅もグッと狭くなり、今度は昭和レトロな「本町商店街」と続くのですが…

 

      

 

中ほどにあった「大手前ビル」には地下街が現存していて、何やら怪しげな雰囲気に悩殺されてしまいました。

 

      

 

      

 

かつて若かりし頃に住んでいたという親近感もあるのですが、今こうして散策してみますと、懐かしさと居心地の良さのある街だと再認識しましたね!

 

余談ながら帰り道に 姫路大劇 にも立ち寄ってみましたが、今は更地になっているものの、当時ここでよく成人映画も観ましたし、その脇道に入ると 5DOORS という怪しげな劇場型風俗店や、ストリップ小屋もありましたね!

 

      

 

それにしても、私が青春時代を過ごした当時を懐かしむと言うことは、これ偏に自分もそれだけ歳をとった証拠なのでしょう…(笑)

 

またゆるりと訪問したいと思いました…