先日…
友人がどうしても、2025年に開催される 大阪万博 の予定地を見たいと言うので、夢洲(ゆめしま)へお連れしました。
ただ、事前に「今は何も無いよ~」と伝えたものの、その何も無いのが良いと言う返答だったので、「タデ食う虫も好き好き」だなと思った次第…。
さて、現在の「夢洲」は海上コンテナ基地として一部を活用しているので交通量が多く、しからば日曜の早朝が空いているはずなので、まずは南港から夢咲トンネルに入ります。
で、トンネルを抜けたところが、万博の予定地なのです!
ほんまに何もありません…?
することもありません…?
なので、狭い狭い島内を一周することにしました。
一部活用されている「コンテナ埠頭」には、綺麗な朝陽が昇りつつありましたが…?
傍らのフェンスは、先の台風で倒壊したままに…。
で、弊社のパートナーでもある 北港観光バス (路線)の夢洲バス停が、ポツんと寂しく佇んでいました。
人っ子ひとり居ません…。
先に進み、少し離れた場所から再び予定地を見てみます…。
ちょうど、道路標識の後ろの荒地一帯が、これから徐々に開発されていくんですね!
さて、ここに居てもすることが無いし、そもそも言い出しっぺの友人も退屈そうなので、 夢舞大橋 を渡りましたが、振り返ると遠くに予定地が見えていました。
で、先日バス停の補修等でお邪魔させていただいた 舞洲 ですが、ここも目的が無ければ何も無い場所でして…?
唯一、派手派手でモスクワにあるような建物の ごみ処理場 を車窓から見て…
桜島から西九条方面へと車を走らせますが、リクエストした友人はもう興味が無いようなので、後半は私の好きに回らせていただきました。
で、最初に訪れた場所は…
映画 泥の河 に登場しそうな、昭和30年代頃の風景が残っていた場所で、昨年夏にも訪問しました。
河に突き出したバラックのような建物で、独特の風情があったのですが、どうやら台風の影響で崩壊していました!
残念!
仕方が無いので橋を渡って弁天町方面へ車を走らせ、もうひとつのスポットへ…?
かつて、境川信号所で分岐していた 浪速貨物線(大阪臨港線)の廃線跡を訪問しました。
ちょうど、神戸で言うところの「和田岬線」のような存在で、旅客輸送こそしなかったものの、湾岸の倉庫街を縫うように敷かれた線路は、天保山まで繋がっていて、それはそれで哀愁漂うものでした。
ただ、廃線からしばらく経っていて、ほとんど痕跡は無かったものの、唯一「三十三間堀川」に架かる橋梁は、どっこい現存していましたね!
キタァァァァ~~~!
なな涙チョチョ切れ~~~!
今にも列車がやって来そうな錯覚に陥りましたが…
ふたつ架かる橋脚を見ると、将来は複線化される予定もあったんですね?
小躍りしながらタイムスリップしたような雰囲気を満喫しつつも、興味津々であれこれ撮ったあとに車に戻ると、くだんの友人が助手席で居眠りしていました…。
で、開口一番「あんたもモノ好きやなぁ~」と…。
どうやら彼から見ると、私はタデ食う虫に映るらしいけれど、まあまあ似たもの同士だから気が合うのでしょうね…(笑)