「東雲」と書いて → しののめ と読み、
「東海林」は → しょうじ と読んだりするので、日本語は世界一難しい言語だとも言われている。
さて、前回の続きである。
「淡路交通鉄道線」の廃線跡を辿りながらし、意気揚々とドライブを続けていたけれど、実は おのころじま神社 を訪問するためでもあって、かつての鉄道線にも「おのころ島駅」があったのである。
ただ、 日本一と言われる大鳥居? が私達を出迎えてくれたものの、さほど有名なスポットではないらのか、観光客はまばらであったが…?
聞くところによると、神々の聖地であって、我が国の最初の陸地がこの神社の場所だと言うことである。
そして、「おのころじま」を漢字で書くと 自凝島 となるのであって、よくよく考えると 自→おのれ 凝→こる とも読めなくはけれど、先に漢字だけを見せられると、確かに読めないし、かつての「自凝島駅」も難読駅になっていはずである…?
境内はさほど広く無いものの、縁結びのご利益がある せきれい石 や神木が鎮座していたりと、得も言えない神秘的な何かが感じられたのは確かであって、そう考えるとパワースポットなのだろう!
参拝を終え、ほとんど消えかけた廃線跡に沿って農道を走ると、途中にこんな看板があったので、思わず車を停めた!
地方に行けば色んな職種はあるけれど、「玉葱をむく人募集」は、初めて見たな…(笑)
農道から国道へ出て、島内第2の「福良」の街に着いたのは午後4時頃であったが、港の傍らにある 福良マルシェ でお土産を買えそうだったので立ち寄ったものの…?
駐車場も満車だし、コンビニほどの広さの店内には観光客が溢れかえっていて、お土産どころでは無かったので、早々に退散…。
予定していた最後のスポットでもある、島の最南端にある 道の駅うずしお へ、車を急がせたが…?
ここへ来て大きな誤算が!
スポットまで「あと2km」というところで渋滞してしまい、ニッチもサッチも動かなくなってしまった。
待つことしばし30分…
チョロチョロ動いて、ようやく先頭まで来たところで、これから先へは進めず、手前の展望台駐車場に車を停めて、そこからバスで移動してほしいとのことだった。
まあGWだから仕方あるまいが、だったら手前に案内看板が欲しいところだし、何と言っても誘導員のレベルが低すぎると言うか、ほとんど日本語すら通じないようなので、今日ここに来たほぼ全てが立腹したと想像できる。
(恐らくガードマンでは無い地元のオヤジらであろう?)
駐車場でも10分以上待たされて、ようやくマイクロバスに乗せられ、這う這うの体で「道の駅」に到着。
しかし、ここでも大行列…!
名物とやらの「淡路島バーガー」を買うのに、1時間待ち以上?
「せっかくここまで来たんだから並んでも?」、という心理も理解できないでも無いけれど、たかだかハンバーガーを買うのに、そこまで必死にならなあかんかなぁ~?
私は理解できませんでしたね…。
もちろん、私達はこれをパスして 大鳴門橋 の下まで降りてみることに…。
沈みゆく夕陽と…
それに反射した海原が…
時をゆっくりと進めていて…
時期的に大した「うずしお」は見れなかったけれど、旅のクライマックスに相応しいすばらしい景色が、眼前に広がっていた!
ところで、淡路島には先に鳴門で、後に明石の大橋が出来ているけれど、実は先輩でもある 大鳴門橋は鉄道道路併用橋 で設計されているのをご存知だろうか…?
すなわち、瀬戸大橋と同じく道路と鉄道が一緒になった橋として完成したのだけれど、後の「明石海峡大橋」が費用を抑えるたる目的で、 道路単独橋 で出来上がったため、ついぞや淡路島に鉄道が復活するには至らなかった生き証人なのである!
※なぜ?瀬戸大橋が出来たのか? のブログ過去→https://ameblo.jp/dmh17c/entry-11528488785.html
で、それを現在にも伝える 鉄道部分のスペース がコチラ…。
すぐにでも線路を敷けるようにしてあって、四国側では鳴門線と接続する予定であった。
子供達を集め、その経緯などを簡単に説明してあげて、ハンバーガーごときに必死になるのなら、こちらを しっかり目に焼き付けておけ! と…。
さて、橋のたもとでまったりとした時間を過ごし、結局どこもかしこも大混雑していたので、結局何も買わずに退散(買う気すらなくなった)したけれど、道路交通情報を見てみると、すでに明石を先頭に洲本を越えて渋滞していると言う…。
ピークが明日の5月5日で、最高50kmの渋滞に注意してくださいと言う前評判ばかりが先行したため、だったらと今日(4日)に出向いた人が多かったのかな…?
まあ、私もそのひとりだけどね!
一旦四国に上陸して徳島から「南海フェリー」を利用する方法もあるにはあるけれど、ここはひとつ…
「長いモノには巻かれろ」、ってか!
それでも、渋滞の大変さは仕事でも身に染みているので、高速代を払うんだったら夕食代に回そうと、国道28号線を北上して途中で食事を済ませ、再び 淡路インター に入ったのは、ピークが過ぎたであろう20時過ぎだったが…。
大大大渋滞~!
まあ、子供達も無事に帰ってきたので、 「終わり良ければ全て良し!」 と言うことで、淡路島へ日帰りの旅編を、この辺りで終わりとします。
おしまい。