小沢治三郎という名を聞いて、即座にいつの時代の人物なのかを理解できるとしたら、よほど歴史や近代戦に興味がある方だろうと思う…。
先の大戦で、いわゆる 空母 vs 空母 の洋上決戦の勝敗は、先に敵を発見して攻撃するのが有利とされたいた。
しかし、かの「小沢治三郎」の戦術は、「マリアナ沖海戦」に於いて、航続距離の長い日本軍機を特徴を生かし、敵の手の届かない位置から攻撃をしかけようとするもので、これが常識を覆した アウトレンジ戦法 であって、今回の解散総選挙は、これと酷似している気がしてならない…?
すなわち不意打ちならぬ、他党の準備が整わない状況をして、一気にそれをたたみ掛けようと、勝負に出た戦術とも言えなくもないのだ!
加えて、親分の目の上の「たんこぶ」は、いわずと知れた 希望の党 であって、先の都知事&都議会議員選で屈辱を味わい、徐々に勢力を増しつつある矢先に、これを叩いておこうとしたのではあるまいか…?
だとすると、これまた先の大戦と同じく、開戦当初は連合軍の準備が整っていない隙を突いて一気に領土を拡大し、空挺部隊でパレンバン油田を奪取したのと同じく、今回は「自民党」が負ける気がしない作戦勝ち選挙との見方も強いのである。
ただ、 みどりの小池 率いる「希望の党」もこれを好機ととらえ、逆に一気にたたみ掛けようと企むけれど、ここへ来て候補者の面々を拝見してみると、いささか懐疑的にもなったりするのだ!
いわゆる、 小池旋風 が吹いたとされた後に行われた「摂津市市会議員選挙」では、側近の若狭勝氏が応援していた 市民ファースト の面々が、あろうことか全員見事に落選している。
(4人のうち、3人が最下位を独占)
おまけに、一部のマスコミが手腕を持ち上げたりしているが、そもそも小池さん自身に、その器があるのかどうなのかと、疑問視する声も決して少なくはないのである!
準備が整っていない寝込みを襲われたため、付け焼刃の急ごしらえで公認した候補や、やむなく地元から離れた地域で戦わなければならない候補も多く、中には ポンコツ と揶揄される者も多く散見される気がしてならない…?
そしてあろうことか…!
加計学園問題で渦中にある、自民党の 萩生田候補 の地盤でもある 東京24区 に於いて、希望の党がぶつけた落下傘候補を見るにつけ、小池党首を含む党自体を一気に嫌いになってしまった!
かの候補…。
若くして大阪府下の某市の市議会議員に当選したまでは良かったものの、2012年に 「新党大地」 から参議院に、昨年は阪南市長選にそれぞれ出馬したものの、見事に落選したのは仕方ないし、出馬する行為は個人の自由なので、これを阻止することは出来ないけれど、実は前々回の選挙の折に、この方の選挙カーをご縁があって弊社で製作させていただきました。
その時、私の選挙運動員が少ないので、できれば掲示板にポスター貼ってきてほしいと何度も何度も懇願され、だったらと弊社の近隣と実家のある岸和田市を中心に、プライベートの時間と経費を割いて50枚以上を貼りに出向きましたが…?
当時、彼女の事務所があった淀屋橋に、残ったポスターを持ち込むと…
「何で全部貼らんかったの…?」という冷たい視線と共に、本人と御両親と運動員の面々が居たにも関わらず、終始無言の無視が続き、有難うの言葉ひとつすらありませんでした!
また、先の阪南市では、 これからこの街に50年住むと豪語 して市長選に挑んだものの、落選するやすぐに某市に引っ越す有様で、言いたい放題のやりたい放題という人格は、まず人としとてどうかと思うのです。
(言いたい放題の市長選ブログ記事は、落選後に削除…)
いや、人としてどうかという以前に、このような人物を推薦公認した希望の党自体が、 味噌も糞混ぜて戦いに挑んむ ほど大風呂敷を広げたところで勝ち目は無いばかりか、逆に大きく評価を下げるだけだと思うのです。
渦中の候補に対して、若くてクリーンな女性候補をぶつけるという戦術自体は間違いないけれど、まずどうしてこの人なのか?
公示の数日前に 「24区空いてるよ? 出る?」 と言う希望の党も党だけれど、それをハイハイと承諾する者に公認を出すこと自体が、共に国民を愚弄していませんか?
さしたる信用も実績もなく、かと言って今までの選挙では口だけの理想論ばかりを並べるだけで、自らのケツも拭けないような 薄っぺらい輩 であっても、上納金すら払えば公認をもらえる党に、この国の未来は任せられないのです!
2歳の子を持つ 戦うシングルマザー と言うけれど、蓋を開ければ自らの我欲が強すぎて離婚した現実があって、選挙に出ている暇があるのなら、背伸びせずに子供と一緒に居てあげればとも思いますし…?
TOSコインという 仮想通貨 をブログで声高らかに持ち上げてPRしていましたし…?(後に記事を削除)
24区にしがらみのない政治を と叫ぶけれど、全く縁もゆかりも地縁すらない地で出馬し、綺麗ごとだけはベラベラ叫ぶけれど、間違いなく地域の町名も駅名も名物も知らないヨソ者に、その地の意見をまとめる器があるのでしょうか…?
上辺だけ奇麗な言葉を伝えることで、何人かは騙せるかも知れないけれど、所詮はテレビに映りたい 風雲たけし城 の挑戦者の一人と同じであって、単なる選挙出たがりマニア!
谷隼人に「行け!」と命じられれば行くだけで、今までの経歴や行動をどう贔屓目に考慮したところで、信念や考えは全く持っていない人だと思うのです。
今回の選挙では、間違いなく全国的に 希望の党は大惨敗 するでしょう!
国民をバカにしすぎです!
泉南地区で強固な支持基盤があった方も、今回は泣く泣く無縁の姫路から出馬させられたようですから、何をや言わんかです!
先の「沖縄戦」でもあったように、婦女子や少年、はたまた足腰の立つ老人までも根こそぎ招集して竹槍を持たせたところで…
決して勝ち目が無いことは、これまた歴史が証明しているのです。