我がパートナーでもある 日本城タクシー は、その社名のごとくタクシー会社であって、弊社の近くにある営業所の他に、大阪住之江区に本社がある。

 

 

 

 

さて先日…

 

ご存知?

「探偵ナイトスクープ」の 最後の登下校… で登場された社長さんから、新しいタクシーが入ったので、ラッピングするように依頼があったので施工に伺いました。

 

 

 

 

現行の トヨタ シエンタ で、その使い勝手の良さから、最近ではタクシーとして使用する会社も増えてきていて、この会社でもすでに数台稼動していますが、どうやら今回の「シエンタ」は、いつもと違うような…?

 

で、よくよく見て見ますと、フロント左側面に何やら「給油口」のようなものが…?

 

 


 

問うてみますと、LPGの取入口ということで、3列目のシートの下には、ガスタンクが搭載されていました。

 

 

 

タクシーというのは、その大半がガソリンでは無くて LPガス で動いているのですが、今回の「シエンタ」はハイブリットのガソリン車です。

 

しかし、わざわざ高い費用をかけてガスタンクを搭載し、要はガスと電気モーターを併用して動かすそうですが、その走行距離は 満タンで1500km だそうで、大阪~東京を1往復半できるそうです。

 

 

 

 

また、ガソリン車と比較して排出ガスがクリーンでもあるので、急遽 環境にもやさしい~ シールも製作させていただきました。

 

 

 

と言いますが、客が1500km先の目的地までタクシーを利用することは皆無に等しいのですが、この会社の社風と申しますか、社長さんの個性と言いますか…?

 

他社がやっていないような カスタマイズや珍品を好む傾向 が強くあって、それは「日本城路線バス」時代にも色濃くで出ていましたが、今をもってしてもその伝統は続いているようです。

 

 

 

 

ところで、タクシーと言えば クラウン コンフォート という車種が一般的でしたが、これも先月に生産中止になりましたね!

 

 

確かに、無骨で頑丈であるがゆえに好まれた車種でしたが、そもそも基本設計が古いので、今の車では無いのです。

 

ですから、 次世代のタクシー として、トヨタから近々登場するのがコチラであって…

 

 

これが前述の「シエンター」という車をベースにしているので、発売までのリリーフとして登場したのが、今回の シエンタLPGタクシー だと思うのです。

 

 

 

 

それと、日本城タクシーにはトヨタの他に、ホンダフリードや、スズキソリオがタクシーとして居いるももの、聞くところによれば 耐久性はトヨタがダントツ だそうです。

 

 

 

 

すなわち、他社は20万kmも走るとガタガタになるのに比べ、トヨタ(特にコンフォート)は30万kmまでは 慣らし運転 で…

 

50万kmは朝飯前!  

 

きっちり整備さえすれば100万kmまで走ると言うのですから、地球何週出来るねんレベル!

 

トヨタが選ばれる理由がちゃんとあるのです!

 

 

 

 

 

ですから、日産が「クルー」というタクシーの後続車を断念し…

 


 

 

最近になって NV200 というタクシーを売り出したものの、トヨタと根本が全く違うので見かけないのです!

 

 

 

 

まあ、結果的に 看板屋 という商売は、他の業界の情報が入りやすい職種なのですが、そんなこんなで今回はタクシー業界のことを色々と勉強できました…(笑)