最近の自動車は、たとえそれが軽自動車であっても機能が優れていて、私の乗る軽ラックですら100km/h以上のスピードが出るようになった。
ただ、景気の先行きが見えないことと、消費税がアップされたことで、どのメーカーも販売に苦戦していると言う…
と、そこへ 新型アルト発売 のニュースが飛び込んできた!
発売は先日の22日。
ではでは… どんな形になったの…?
と、期待と不安を抱きながら、HPを見てみると…
どっひぇ~~~~!
なんじゃこら?
今風のデザインとは間逆で、完全に先祖返りというか 80年代の車みたいやないの!
まあ、復刻版といって懐かしむ造形は多いのだけれど、2年前にホンダが発売したN-ONEがヒットしたので、もしかしたら「二匹目のどじょう」を狙ったのでしょうか?
しかし、ホンダは曲線を多用して今風に仕上げたけれど、今回のアルトはボンネットの先も直角なので、いわば 角角!
でも、今の若い人からすれば、新しいんやろかね?
さて、メーカーは「原点回帰」として、初代アルトを参考にしたと言うけれど、どちらかと言えば初代では無くて、それよりも古いフロンテを下敷きにしたのではないだろうか?
それにしても、初代は価格が47万円でしたから爆発的に売れたものの、エンジンの開発が遅れていたため、しばらくは 2サイクルエンジン を積んでましたね。
それから、今回で9代目…
しかし、今風の8代目から9代目のデザインに全く共通点がない…!
おまれに、今でもそこそこ売れる「アルト」をこの角角デザインで出すのだから、スズキと言うメーカーは冒険好きな会社ですね!
さて、デザインは好き嫌いが分かれるところでしょうが、機能的には全く問題は無く、道具として割り切れば、素晴らしく働く車に間違いありません。
ただ、ここまで「原点回帰」するのだったら、80km/hを超えると キンコン! キンコン! と鳴る装置も復活して欲しかったですね!(わかる人だけお察しください。)
それと、デザイナー曰く。
フロントライト部分は「メガネをモチーフ」にしてデサインしたとのこと…
だったら、看板屋がカッティングシールでアレンジしてみましょうか!
こんな感じはいかが?
黒縁メガネ…
いや! 誰かに似ていないか…?
俳優の「宮川大輔」さんですかな…?
いや! ちょっと違うな。
そうそう、この方にソックリですね。
バカボンに出てくる「おまわりさん」です。
と言うことで、新型アルトを少し触ると、バカボンのおまわりさんになってしまいます。