最近は少し忙しかったりするので、あまり自分で調理することが減ってしまったが、それでも台所に立つようにしている。
そして、この時期はできるだけ簡単に出来るけれど、スタミナも付けないとバテてしまうので、先日は 豚肉の生姜(しょうが)炒め をつくった。
超簡単!
豚肉に焼き色が付けば野菜を入れ、塩コショウで味を調えた後、すりおろし生姜に砂糖+酒+醤油を適当に入れれば出来上がりである。
また、ケチャップなどを入れれば洋風になるし、水を入れて炊き込めばカレーにも変身する優れもので、夏にはよくつくるメニューのひとつである。
次は日曜日の朝食…
ごくたまに食パンを買うとコレにする。
もちろん手づくりである。
作法としては失格だが、朝刊を捲りながら食すと、ゆるりと時が流れる日曜の朝を満喫できたりするのだ!
次は、私が時々利用する かどや食堂 の定食である。
弊社より大和川を越えた「矢田」にあるお店で、家族で営むこじんまりした食堂だが、ここの「うどん定食」はボリュームがあり満腹になるので、私のお気に入りのひとつである!
色んな手づくりおかず+うどん+ごはんで600円也!
ただ、うどんの出汁も自家製で合格点なのだが、惜しむらくは炭水化物ばかりで栄養バランスに欠けるので、月に一回程度しか訪れないようにしている。
次は、先日の現場近くにあった 餃子の王将 氷上店 である。
この日は暑かったのでバテ気味で、少し酸っぱいモノが欲しかったので、酢豚+ハーフ餃子+ごはん大盛りにする。
接客や料理の出るスピードやタイミングも含め、全てが合格点の 餃子の王将 は、店によって味のバラツキは少しあるものの、どの店に入っても大きなハズレが無いので、安心して入れる貴重なお店である。
そして最後に、先日の現場作業でお客様に連れて行ってもらったのが、ロイヤルホスト系列の カウボーイ家族 布施南店 であった。
最近は「雨後の筍」のように増えている セミ バイキング式レストラン であって、肉料理一品を注文すれば、後はサラダやスープにデザートなどが食べ放題というシステムである。
しかし、私のような汗まみれの職人は場違いの感だったが、昼2時近くであったのに大勢のお客様でごった返していた…
さて、「好きなもの注文しいや!」とお客様から言われたので、一番安いハンバーグ150g を注文すると、「おいおい看板屋さん! 大きなステーキ食わんかいな!」と、返されてしまった。
本音はステーキを食べたいのだけれど、さすがにご馳走していただいているのに、 ハイ そうですか! と言えないのが性(さが)であり、ここはひとつ「猫を被って」おく。
さて、メインのハンバーグが焼けるまで、サラダバーを徘徊しながら好みのものを皿に入れていく…
一見すると結構なボリュームになったけれど、こんな量では全く足りないので、あと3回おかわりすると満腹になってしまった! (午後からハシゴ登れない…汗)
ところで、前述のようにここ数年で増えた業態だけれど、閉店に追い込まれる店も多く、弊社の近くにあるステーキのけん(天美店/平野店) も2年と持たなかった。
もちろん、開店当初はごった返していたけれど、数ヶ月もすれば肝心の「サラダバー」はカラカラだったと言う…
経営上は客が来ないから減らすのは当然だけれど、せっかく新規で訪れた客を逃がすきっかけを自ら作っていては、まさに 負のスパイラルに陥っている と言わざるを得ない。
それと、お店を繁盛させるのは味以上に、スタッフの接客がによるところが大きいはずなのに、全てがマニュアル化されすぎて、気のきいた接客ができていないところが多く、そう考えるとこの「カウボーイ家族」は合格点であって、これが繁盛している理由のひとつだと思うのだ!
それともうひとつ!
その店の店長や経営陣の姿勢も大切である。
実は前述の某店の看板工事に、私も応援で参戦させていただいたのだが、明らかに業者を見下げた幹部や店長の態度に、いささか閉口してしまった…
もちろん、私達から見ればお客様である以上文句のひとつも言わないが、横柄な扱いをされた店に良い印象を持つだろうか…?
そう!
作業着を脱げば、私だって お客の一人になる可能性がある ことを決してお忘れなく!