本来の「看板屋のブログ」に戻します。
新たにお店などを開店される時は、どうしても内装などに あれこれ注文する が、看板は業者まかせになっていないだろうか?
特に、「店舗改装業者」にお願いすると、窓口がひとつになってスムーズなのだが、集客の要(かなめ)となる「看板選び」を失敗すると、以降の営業にも大きな影響が出てしまう。
そこで、お店の条件を細かく分類した上で、 看板選びのポイント についてお話ししようと思う。
第一回目は、お店がテナントビルなどの2階以上にある場合である。
この場合は、1階の入口付近に「誘導看板」を設置して集客するのだが、さほど大きなモノは置けないので メイン看板 とは言えない。
そこで、このような場合は、 ガラス面を活用してカッティングシールを貼る ことで、外部から目立つメイン看板と位置づける方法がおすすめである。
ただし、ガラスは透明に見えて、実は昼間の時間帯は外が明るい(中が暗い)ので、 真っ黒 にしか見えない。
つまり、文字の色は白や淡い色しか目立たないのである。
ただ、費用を抑えるがために、これを内側から施工すると とんでもないことになる!
つまり、透明のガラスであっても光の屈折で、白はグレー(ねずみ色)に映るために全く目立たないのである。(試しに、コピー用紙を内側から貼り付けて、外から見るとわかる)
なので、このような場合はできるだけ外側から施工してもらう方が良いのだ!
また、もう少し目立たせるのであれば、 ラインを入れる方法 がある。
例/みどりのラインを入れた例。 ↓↓↓
単に文字だけではなく、例えばお店のイメージカラーを全面に出せるだけでなく、 みどりの看板 と言ったように、はじめてのお客様にも御案内ができるので、より目立つのは間違いない。
さて、「ブログの文章が長い…」と、いろんな方々からご指摘があったので、この後は次に回すとして、ひとつだけお伝えしておきたいことがある。
大手チェーン店は別として、個人などで開業される場合は、 施工する看板屋本人と必ず現地で打ち合わせすること をオススメする。
もし、これを嫌うような業者であれば、イメージと違った看板ができると覚悟せよ!
つづく