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見積依頼をいただいたお客様は、幹線道路沿いのあるDVD販売店様でしたので、さっそく現地を訪問し、
看板の状況とご意向をうかがいました。
写りが悪いのですが、現状の看板です。
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全長8mを越える電飾看板(あんどん式)でしたが、表記も古いので一新して明るいイメージにしてほしいとのご意向でした。
ただ、本来ですと老朽化したアクリル板も含めて全てを新調する方法をオススメします。
と言うのも、自分の作業場で作り込めますので、現場での作業時間が大幅に短縮するのに加え、工事価格が上がるからです。
しかし、現状のアクリル板を見てみますと、老朽化しているもののまだまだ使用に耐える強度があることと、ご予算もできるだけ低く抑えたいとのご意向でしたので、看板を部分的に新調する 「看板リフォーム」 という工法を選択していただきました。
さて、作業当日です。
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まず、金具を撤去した後にアクリル板を全て剥がします。
次に、隣接するスペースを拝借できましたので、簡易作業スペースを設けて、撤去したアクリル板の文字を手作業で剥離していきます。
一糸不乱に黙々と… とても根気のいる作業です。
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きれいに生き返ったアクリル板です。
さらに洗浄して、新品同様の美しさになりました。
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後は、文字を貼り付けていけば出来上がりですが、せっかく看板のフタを開けたのですから、内部の点検と清掃を行います。
最後にアクリル板を元に戻せば出来上がりです。
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さて、私の場合は作業終了後に、時間のゆるす限りオーナー様とお話しすることが多いのですが、ご多分に漏れずこの業界もかなり厳しい現状ということでした。
ただ、客動線を考えた棚のレイアウトや、商品の見せ方…
ひいては、来店するお客様の行動パターンを予想して、フレキシブルに価格設定されているようで、試行錯誤を重ねながらお店を維持していこうという姿勢が見られました。
つづく