昔の看板屋はペンキで描いていましたが、今はほとんどの意匠がカッティングシールやインクジェットになってしまいました。


ですから、仕事の内容はそれを貼ること!


すなわち、きれいに、そして歪まずに貼ることで工賃を頂戴しているわけですが、できれば更にモノ言わず黙々と作業することが美徳とされています。







ところが、閉店した店舗の場合はその逆で、今度は屋号などのシールを剥がすことがメインの仕事となってしまいます。


ただ、ここで厄介なのがシールの糊(のり)残りなのです!


と言うことで、今回は家庭で役立つ、プロが教える 「シールの糊残りをきれいにする方法」 を伝授します。







小さい子供さんがいらっしゃるお家では、壁やガラスのあちこちにシールやセロテープを貼っていたりしませんか?


でも、子供さんが大きくなると、シールの糊(のり)部分だけ残っていてみすぼらしい…


でも、こすっても広がるだけで落ちない…?


こんな感じですね!




大阪 堺・松原の看板屋 スマイルサイン奮戦記-のり-1



ではまず、糊(のり)やシールの素材は熱に弱いので、特に冬場などはドライヤーで温めるめくれやすいのですが、この時に大切なのは、シールやセロテープをできるだけ丁寧に剥がすようにしてください。


(また、特にテプラというヤツは、上だけペロッとめくれたりしますが、爪でこするなどしてできるだけ剥がしてください。)


しかし、どうしも糊(のり)の部分が残ってしまった場合は、 私達はこれを使います。





大阪 堺・松原の看板屋 スマイルサイン奮戦記-のり-2



ホームセンターなどで簡単に手に入る 「ペイントうすめ液」 です。

(小瓶の300円程度ので十分です)






雑巾などのザラザラした布に、ごく少量つけてゴシゴシしごく方法が一般的ですが、しつこい糊(のり)の場合は直接かけて浸透させます。


下の写真はサンプルですが、更に糊(のり)が強い場合は爪やカッターナイフなどで、のりを削りとるようにして、できるだけ深く「ペイントうすめ液」を浸透させます。




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ただし、 「ペイントうすめ液」 は油性ですので火気のある台所では使用しないでください。


それと、壁がクロスの場合は、浸透しすぎてシミになることがありますので注意です!


また、若干臭いを発しますので、子供さんが居る家庭や臭いに敏感な方は、糊(のり)の除去が終わった後に必ず水拭きをしてください。



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まあ、他にも良い方法はいくらでもあるでしょうが、私達「看板屋」のほとんどがこれを使用しますし、何十mもの長い看板の糊(のり)残りも、この方法でコツコツ糊を除去しているんです。


参考になりましたでしょうか?