一昨日の夕方、松原商工会議所で行われた「チョーヤ梅酒 金銅(こんどう)会長」のお話しの司会進行役をおおせつかったため、会長が到着するまでフロントで待ち構えます…
さぞかし、見たこともない高級外車で参上されるのだろうと思いきや…
商工会議所のバンの後部座席に… 聞けば、本社のある古市駅から河内松原駅まで電車で来たと言い、
「私はいつも電車だよ!」と述べられていました。
さて、別室で進行の打ち合わせを兼ねて名刺交換をするものの、すでに手は汗でネタネタである…
「あのあのあのあの… わわわわわたしは… 」 言葉が出ない! 固まっている(汗)
しかし、 「超頑固なワンマン会長?」と思いきや、会話を重ねていくうちにその偶像は砕け、物腰の柔らかい上品な紳士が実像でした。
さて「チョーヤ梅酒株式会社」のロゴは、海外進出を本格化させるために「CHOYA」となっていますが、もともとは「蝶矢」でした…
聞けば、本社のある羽曳野にひろく生息していたギフチョウと、近くの山で採れた石で、石器時代に鏃(やじり 矢の先)をつくっていたことが社名の由来だそうです。
さて、今や梅酒では誰もが認めるトップブランドであるが、もともとは河内ぶどうを使用した「ワインメーカー」でした。
しかし、欧州で本場のワインの味と価格に衝撃を受け、 「このままではアカン!」と思い、梅酒メーカーへ転進を図るのだが、当時は各家庭で梅酒を漬けている時代であったので、 「誰が買うねん?」と危惧されていましたが…
なので結果は、誰も買わないし売れないという、「泣かず、飛ばず」の苦しい時代が続くのでした…
(注 全て金銅会長の許可を得てブログにアップしています)
つづく