昨日は、大阪某所へ看板のメンテナンスに伺いました。


お話によれば、壁に付いている内照式看板(電飾看板)から「水漏れ」がすると言うことでした。


実は、私が取付けた看板ではありませんでしたが、お客様はかなりお困りのようですし、電気が通っていますので、万一の場合は漏電して店内の電気全てが止まってしまう危険性もありましたので、承った次第です。






現地に到着し、とりあえず看板のフタを開けて、「どの部分から水が浸入しているのか?」を目視で確認します。


次に、およその目安がつくと看板の上に上がって更に原因を絞り込みます!


どうやら、5~6年前に取付けた看板のフタ部分のパッキンが痩せたことにより空間が出来て、その部分から水が入っているようでした。







さて、あらゆる補修材を持参しましたが、そのすき間ににシリコンを流し込みます。



大阪 堺・松原の看板屋 スマイルサイン奮戦記-シリコン



ただ、すき間が1cmほど開いていましたので、そのままシリコンを打ちますと大量に消費してしまうのと、シリコンは昔の洗濯ノリのような柔らかさですので、このすき間ですとボタボタと下に流れてしまいます。


ですから、写真のような「バックアップ剤」を入れてから、シリコンを流しました。




大阪 堺・松原の看板屋 スマイルサイン奮戦記-うどん




私達職人の間では、通称「うどん」と言います(笑)


と言うことで、「うどん+シリコン」で工事は完了しました!





それにしても、看板工事でも何の工事でも、新規ならホイホイと出向きますが、ことメンテナンスとなるとなかなか腰を上げない業者がいるのも事実ですね…?


まあ、本音を言えばお金にならないのかも知れませんが、私は弊社で取付けした看板はもちろん、できる限り他社工事の看板でもメンテナンスを承るようにしています。





ですから、弊社は決して安くはありません!

と言いますか、価格競争をすれば、発注ロットの多い大手には絶対にかないません!


でも、その分小回りがききますし、後々まできっちりメンテナンスをさせていただきます!


なぜなら、看板を取付けたのだから完了(はい! さいなら~)ではなく、その時点から末永いお付き合いがはじまると考えているからです。