今頃は、丹後の宮津で仕事の最中だが、昨夜にブログのタイマーをセットしたので、アップさけていると思う。
さて私は、今までいろんな列車の旅をしてきたが、最近は無性に「トワイライトエキスプレス」に乗りたくなってきた!
それも、大阪→札幌だと、旅の序盤で興奮して一睡もできないので、逆に札幌→大阪が良い。
列車は24系25形と言って1970年代のオンポロ… だから乗り心地も良くなくスピードも出ないが、それがまた良い(笑)
夕方に札幌を発つ!
全車寝台だが、普通のB寝台は4人部屋なのでパス、個室のB寝台もパス! ここはひとつ奮発しまくりのA寝台個室ロイヤルをキープしたい。
札幌駅のホームで、発車前に駅弁を購入する。 もちろん、ビールとウヰスキーは忘れることはない…(笑)
小さな部屋だけど、ここが私だけの独占スペース!
札幌の郊外に出ると、流れ去る道央の車窓を肴にチビチビと杯を傾ける… 放牧される馬や、どこまでも続く絶景が更に杯のペースを早くする…
夕陽に霞む田畑では、早くも刈り取られ稲を燃やしていて、どこからともなくその匂いが部屋を包む…
さて、しばしほろ酔いになったところでシャワーを浴びると、列車はすでに大沼公園を通過して函館に近づいてきた。
ディナーの食堂車は、フランス料理だけなので舌が合わず、ディナーが終わった後の「パプタイム」に覗いてさらに杯を重ねるが、リズミカルな揺れが心地よい…
車窓は闇夜だが、所々に散らばる家々の灯りが流れ去る星屑のようでもあり、酔いも相まって幻想的ですらあるのだが、反対にこの地でも生活を営んでいる人達がいて、その灯りの下には各々の家族があって日々の生活があるのだろう… と、少し感傷的になったりもする。
さて、完全にヘベレケになりながらも、旅の終盤という安堵感と、疲れが絶妙に重なり合って、部屋に帰ると爆睡…
☆☆☆
目覚めれば、列車は北陸の金沢を過ぎで、まもなく福井県に入ろうとしているが、さすがに名だたる米どころゆえ、きらびやかな朝日に反射して黄金色に色付いた満々たる稲穂が頭を垂れていてる。
やはり、日本は美しい!
食堂車で遅めの朝食をとるが、和と洋からのチョイスなので和を選択… 食後は再びシャワーを浴び、左手に琵琶湖を望む頃に下車する身支度を整えると、まもなく大阪である。
いやはや、いつ実現することやら…
しかし、幻想ではなく無性に乗ってみたいと思う!



