取付け位置が決定しますと、実際の有効寸法を割り出して意匠の打合せに入ります。


大手チェーン店でしたら、細かい色目や指定されたロゴがありますが、今回は個人経営ですので、書きたい内容をメモしていただき、オーナー様の好みの色をお聞きします。


特に、シンボルとなる色は大切で、日々お店で働くオーナー様のテンションが上がるのように、好きな色を用いるようにしていますし、逆に「○○色の看板がある」という目標物にもなるからです。


さて、意匠には大きく分けて、文字だけのモノと写真をいれたモノに大別できます。



大阪 堺・松原の看板屋 スマイルサイン奮戦記-意匠2

もちろん、インパクトがあるのは写真入りですが、今回の場合は上下4車線ある反対側の歩道からでも読める文字の大きさが必要でしたので、シンプルに文字だけの意匠としました。


お好みは青色でした。

次に、個別指導なのか、何なのか? 他社とどこが違うのかといった自社の強みを入れます。


ただ、いくら何でも左端では素人まるだしですので、少しづづデフォルメして意匠が決定しました。



大阪 堺・松原の看板屋 スマイルサイン奮戦記-意匠2


、誠にささいなことですが、青地に赤文字を乗せますとハレーションを起して見えづらくなります。


ですから、細い白淵を巻いてあげれば互いの色が喧嘩することなく、しっくりときますね(笑)


今はとくと見なくなりましたが、カメラのフィルムで有名だったフジカラーのパッケージも同じく白淵が巻いてありましたのでねチェックしてみてください。 もちろん、この看板にも白淵が施してあります。


大阪 堺・松原の看板屋 スマイルサイン奮戦記-フジカラー

次は、製作して取付け作業へ入ります。


つづく