お盆前のブログで紹介た、足場の上での作業風景をお伝えします。


まあ、普段は絶対に見ることができない貴重なモノですが、看板屋の仕事の一部を紹介しましょう!


現地は、業務統合して名称が変更になった家電メーカーの「塔屋看板」で、めったなことでメンテナンスができないことから、耐久性の高い「箱文字」を使用します。


まず、足場の下で並べます。



分かりやすく言えば、昔の弁当箱のような亜鉛の箱に、カッティングシールをフルラッピングしたものです。



大阪 堺・松原の看板屋 スマイルサイン奮戦記-0





取付位置となる壁面に原稿を貼り合わせ、文字の外淵ギリギリにアルミ金具を取付けます。


(なぜか、看板屋はこの金具をネコと言う)




大阪 堺・松原の看板屋 スマイルサイン奮戦記-1




小文字は2人1チームで取付けます。


金具に箱をはめ込み、外からビスを締めて固定します。


大阪 堺・松原の看板屋 スマイルサイン奮戦記-2



大きな文字は4~6人1組です。


位置がずれていないか? 確認しながら慎重に位置を決めます。


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位置が決まれば、よってたかってお祭り騒ぎ? 


全員で一気にビスを締め上げて固定します。



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完成のイメージはこんな感じでしょうか?


大阪 堺・松原の看板屋 スマイルサイン奮戦記-完成

家電量販店や郊外のショッヒングモールにあるこういった「塔屋看板」は、だいだいこんな感じで取付けられています。


結構危険でキツイ仕事ですが、自分のこの手で取付けた看板が街ににデビューする感動は、やはり最高ですね(笑)!