今日の大阪の天気はいったい何?


降ったと思えば、晴れたり、またどしゃ降り… と言うことで、タイミング良く、看板の取付けが完了しました。


御注文いただいたお客様のご依頼で、パネル看板をブロックに取付けましたが、さて?どうやって取付けたのでしょうか?


大阪 堺・松原の看板屋 スマイルサイン奮戦記-ブロック

まあ、建築関係の方なら朝飯前のことですが、このブログを読んでいただいている多くの普通の方々に対して、わかりやすく解説してゆきます。


一般の方はよく「ボンド」で付ければ? と指示していただくのですが、確かにコンクリート用ボンドが存在

するものの、硬化するまでに時間がかかるたに手が離せなくなりまから、私達はまず使用しません。


ですから、今回の現場で使用したのは写真右の「塩ビ アカンカー」です。


まず、専用のドリルでブロックに下穴を開けてこれを差込み、ドリルで締め込んでいきますと、ブロックの中でアンカーが膨らむので引っ張っても絶対に抜けません。


大阪 堺・松原の看板屋 スマイルサイン奮戦記-カール

ちなみに左は、室内のボードに看板や案内板を付ける「トグラー」という商品。


理屈は同じですが、室内のボードは砂を固めたような材質のため、ビスを直に打っても空回りして全く利きませんし、強度もありませんね。←手でも簡単に割れる。


ですから、先のアンカーと比較しますと、より広い面が膨らんで抜けないように工夫されています。



たかが看板、されど看板! 簡単に取付けているように見えますが、実は壁の素材に合わせてフレキシブルに対応しているんですよん(笑)。


ちなみに、最初に紹介したアンカーは、通称「カール」と呼んでいます。


でも、私がカールと聞いて連想するのはお菓子のカールではなくて、「刑事犬カール」!


そう言えば、主演の「坂上味和」さん、だだだだ…大好きでした!