「もぉ~!」
牛とちゃいまんねん(笑) ほんまよう降りまんなぁ~、大阪の雨…
この時期は、私達看板屋も現場作業は難儀しますねん(半泣)
ということで、先日御注文いただいた「サイクルマン」様に再度御注文をいただきました。←感謝です。
で、私の手法?通りに、お客様の御意向を頭に入れながら、現地の「匂い」を嗅ぎに行きます… 場所は生野区の「田島4」の交差点近くですが、交差点から1軒西に入った建物でした。
ですから、どう頑張っても交通量の多い大通り(今里筋)からは視覚に入りません! ですから、これを放棄して交差する東西の市道からの「アイキャッチ」のみにターゲットを絞り込みます。
建物の壁面は「スレート」。
わかりやすく言えば波型のボード壁で、凸凹があるためにパネルだけでは取付できないために、先にフレームを取付けてからパネルを打ち付ける工法にしました。
下の写真は、スパイダーマンの真似をする相方の職人さん←ウソ
私が右の梯子に上がって、右角を1発ビス留めします。 これでフレームは落下しませんので、左の相方の職人さんがこれと対角の左下をビス留めします。
見えづらいのですが、彼は壁をタテに走る鉄管に安全帯を固定して作業をしています。
現場ではケガのないよう無理せずに作業を進めていますし、この場合は壁面を貫通して中のC型アングルにビスを打ち込むため、相当な力が必要ですので、この安全帯が無ければ確実に落下してしまうからです!
完全にフレームを固定したところで、スポット電球の点灯試験と併せて照り具合を確認します。
まあ、昼間ですと見えづらいのは確かですが、長年の経験でおよその光軸が判断できます。
最後に、パネルを取付ければ完成です。
今回の意匠は、前回の瓜破店の店内サインを大型にしたもので、一瞬分かりづらいのですがメインサインは店頭にあるようですので、サブサインとして主に若年層にターゲットを絞った形として仕上がった印象です。
さて、場所は前述の通りですが、今里筋の杭全~大池橋のちょうど中間あたりの「田島4」交差点の西側にあります。 もっとわかりやすく言えば、古い「パルナス」の看板が今も掲げられているお店の斜向かいになります。←よけい分からん?
それにしても、社長さんをはじめスタッフさんが若いので、元気で勢いのある会社ですよ!
私の家の近所にも系列の「クラフトマン北花田」店があるのですが、単に通行しているだけて「こんにちは~」と会釈をしてくれますので最初は驚きました!
で、この間も単に「空気入れて!」とお願いしただけなのに、「お父さん、チェーンが錆付いてるから油塗って調整しとくわぁ~」と…
もちろん、お父さんちゃうやろ! お兄さんやろ! と最初に「つっこみ」ましたが、愛想が良いばかりか全て無料なのには驚きでした!
そこで、私もリップサービスの気持ちで「この自転車古いから乗り換えようか迷っている? 買うときはここでお願いするから…」と伝えると驚くべき答えが返ってきました!
「お兄さん、せっかくここまで乗ったんだから、あと少し潰れるまで乗ってあげてください…」と、
いやはや、多くは語りませんが… この会社はかなり奥が深いですぞぉ~!