最近、マイページの検索キーワードを見ていると、スマイルサインより日本城バスと検索して私のブログに入ってくる方が多いようである。
まあ、身内の仕業かも知れないが、ひょっとすれば「バスオタ」の方々かも知れず、もしそうだとすれば日本城バスのパートナー? いや、小判鮫とも言える弊社が、バス車両を中心にシリーズでお伝えしていこうと思う。
まず、「日本城バス」の母体はタクシー会社であって、本社の住之江の支店のような感じで、私の作業場の近くに「あまみ営業所」と車庫併設されている。
で、本業のタクシーはクラウンコンフォートの小型とプリウスが大半を占め、住之江に虎の子「日産リーフ」が1台(←電気自動車)、そしてまもなく黄色の「トヨタ アクア」が、あまみ営業所に1台参戦し、他に民間救急車を1台所有している。
さて、定期路線は地下鉄あびこ駅前~私の作業場の前を通り、天美北二丁目が終点の1路線だが、平日の朝のあびこ行きのみ、普通便とショートカットした急行便の2系統があり、以前に「急行-あびこ」の看板(サボ)を無償で提供したいと申し出たところ、サボを着脱する余裕時間がないという理由から、未だに実現していない。
他方、南港の国際フェリーターミナルとコスモスクエア駅のシャトル不定期路線と、観光バスを所有している。
一説には、大阪で一番小さなバス会社と揶揄されているが、定かではない。
ただ、定期路線は昼間20分毎、ラッシュ時は10分毎の高頻度で運行されているものの、専用車両は4台しかなく、おまけに狭路が混在しているので観光を含む全てのバスがショートボディである。
さて、ここからが本題。
4台の内訳は、いすゞ、日産、トヨタ、三菱とバラバラで、私はメーカー名で呼ぶのだが、ここの会社の方は全員ナンバープレート番号で呼んでいて、栄えある第1台目は「158」を紹介する。
だから、当然ボディは短いのだが、逆に取り回しがラクなだけでなく、唯一のAT仕様のために運転士からのウケが一番良い車両である!(出入り口と運転席が離れているため、冷暖房も良く効くそうである)
出入り口は1箇所のみで、入ってスグ左には、とって付けたような料金箱が鎮座していて、基本的には前払いで乗車する。 ただ、両替機は電源が入っていないのか、ここにお札を入れようとすると運転士に制止され、手渡しで両替してくれるので注意が必要である?
次に、ドアー開閉時には車体の下からステップが出てくるのだが、写真からも分かるように、ドアーにスライド式の手すりが付いている親切設計! ただ、この手すりだけで20万円以上するらしい。
車内は2×1列席だが、リクライニングこそしないものの、シートカバーもあるので快適である。 ただ、ラッシュ時には立客も出るために「つかまり棒」が設置されている。 また、窓上部の張り上げ部分が狭いために車内広告は無いのだが、路線図や料金表だけをセロテープでペタペタ貼り付けている。
次に、写真からも分かるように後部は特別仕様で、車椅子を積みやすいように「観音開き」になっていて、後2列が専用スペースに充てられているのに加え、2人掛の椅子1脚が窓を背にして設置されていて、私はここを「特別席」と名づけている。
最後に、158のみ不定期便には使用せず定期路線専用のようであるが、他車と比較して一番燃費が良いためか、いつも走っていてあまり車庫では見かけたことがないのだが、今日はガラスの修理のため日中止まっていたが…
直ったのか? ブログを書いている今、また走っている!
つづく