皆様、ご覧いただき、ペタいただきありがとうございます。
さて今日は休みですので、また調子こいて2連発投稿させていただきます。 もちろん、看板のことではなく特異? いや、得意の「鉄道ネタ」でございます。
っと言うことで、案外アクセス数が伸びた「大阪環状線の豆知識」の、その2が発車しま~す!
よく友人から、 「環状線の内回りと外回りの意味がわからん?」 と、問われることがありますが、図にしますと要は簡単なんです。 わかりやすく言えば、環状線って「円」で「複線/2本線」ですよね!
ですから、コンパスで大と小の円を二つ描いて、その内側が「内回り」っていうことなんです。
もちろん、鉄道は左側通行ですから、例えば「大阪から京橋」へ向かうのが外回り、
「天王寺から鶴橋」へ向かうのが内回りと言うことになります。←わかりましたか?友人君。
それと、もうひとつ!
これはJR業界の 隠語 なのですが、環状線にもふたつの顔があるんです!
ひとつは、大阪、京橋、鶴橋、天王寺までの 乗降客の多い区間を表環状、そしてそれと比較していくぶん閑散としている大正や西九条は 裏環状 と表現します。
まあ、かつての社会科の教科書では、「表日本や裏日本」といった表現がありましたが、いろんな意味合いがあることで、現在は使われておらず、この表現も決して堂々と表へ出ることはありませんね。
ただし、朝のラッシュ時のピーク時間帯(8時前後)には、特に乗り降りが激しくドアー開閉にはある意味でのテクニックと勘が必要なことから、慣れない新米の車掌さんはこの時間帯は、「裏環状」を走っていることが多いんです!
つまり、基本動作通りに全ての乗客の乗り降りが終わってからドアーを閉めていては、いつまでたっても発車できませんし、 特に 内回りの鶴橋 は、近鉄線の乗換え客が閉まるドアーを物ともせず、マシンガンのごとく次々と突進してきますので、見切って閉める レベル3 の腕前が必要です!
さらに、内回りの京橋は最大の難所です!
すなわち、後ろから片町線と前から京阪線の客が、笛を吹こうが、ベルを鳴らそうが続々とこれに乗ろうと殺到してきますので、毎朝恒例の 後ろから前からどうぞ!祭り が開催されます?
ですから、車掌泣かせのレベル5は京橋駅と断言できるでしょう。
ってことで、このつづきは後日に…