先日は実家に“全員集合”して、母と買主様、担当者さんとが一堂に会す展開となった。最初で最後の奇跡的な偶然だった。

 

 

家じまいの実務では、トイレ故障を乗り越えて『もうこれ以上は…』と祈り倒していたところ。

 

嫌な予感は的中するもので、最後の最後に更なる故障が発覚。しかも2か所。感傷に浸っている場合ではない。一気に現実に引き戻される。

 

 

引き渡しを控えて、買主様が何度か内覧をされた。仲介業者の担当者さんやリフォーム業者さんも同行され、引き渡し後スムーズに工事に取り掛かれるよう段取りを組まれていた。

 

そのような流れで各所の確認をしているさなか。

 

 

『日除けがバラバラになる』という故障が発覚。

 

窓の外にロール式の日除けを取り付けていた。確認の一環でそれを開いたところ、骨組みと布の接合部分が裂けてバラバラになってしまい、骨組みだけが開いたまま戻らなくなってしまった。経年劣化による故障だった。

 

契約前後は日除けの存在をすっかり忘れていて、売買契約書には日除けについて触れていなかった。そのため当方に補修責任は発生しないとのこと。負担が発生せずにひと安心…思いたいところだが、買主様にとれば想定外の対応が増えてしまったに違いない。悪いことをしてしまった。

 

 

それだけでは収まらず。

 

次に『インターホンの音量調節ができない』故障が発覚。

 

これも経年劣化によるもの。設備の見た目もボロボロで、まだ音が鳴るだけでも奇跡的だったのかも知れない。

 

これまで音量調節などしたことが無かったので、その点を確認しないまま売買契約を結んでいた。しかし設備の表には

 

☑インターホンあり

☑異常なし

 

と明記していたため、この部分の補修責任は当方にかかってくる。

 

製品が古すぎるので、これは修理ではなく新品への交換が現実的な対応になると思う。工事の手配が終わらないうちに引き渡しの予定日が来てしまいそうなので、この件は引き渡しの後に対応することになりそう。解決するまで誠実に対応していきたい。

 

 

さすがにもうお腹いっぱい。これ以上の問題が起こりませんように…